無料ブログはココログ

カテゴリー「ブロンプトンの旅」の記事

2022年11月23日 (水)

唐津ー観音峠ー佐賀ー徐福サイクリングロードー筑後川昇開橋(ブロンプトンの旅)

朝起きて食堂に行ったら、松浦川の対岸の山並みから太陽が顔を出してきました。

20221002-4_640

朝日に照らされたウォーターフロント。なんだか贅沢な朝食です。

ご飯に塩辛を載せてお茶をかけて食べる郷土料理が美味しかったです。

20221002-5_640

さーて、佐賀サイクリング最終日は佐賀空港までひとっぱしりですよ。

20221002-11_640

昨日も走った虹の松原。朝はクルマがまだ少ないのですが、実は幹線道路なのでゆっくり景色を楽しむ感じではありませんね。

20221002-17_640

唐津道路を超えると急に長閑な街道になります。

この玉島地区のファミマが最後の補給所でした。

20221002-34_640

けっこう険しい国道323号、途中のバス停も「鮎返」でした。

20221002-39_640

こちらのバス停は「林の上」。山深い様子がよくわかりますよね。

20221002-50_640

ブロンプトンでのんびりポタリングをしておりますっ!写真だと急傾斜に見えますね。ほんとはもっと急傾斜です。

20221002-52_640

観音峠。日本海と有明海の分水嶺です。ここから佐賀市に入ってダウンヒルですよ。

20221002-61_640

何キロも続く湖は「富士しゃくなげ湖」と呼ぶらしいんですが、ダムの名前は嘉瀬川ダム。この川はまっすぐ流れて有明海み注ぎます。

20221002-68_640

富士町というところからこの国道323号の対岸に国道263が並行するのですが、道の駅大和は263沿いにあるので嘉瀬川を渡ります。

そしたら急に車が増えてきて走りにくい。みんな福岡から佐賀になにをしにくるのだろう。

とりあえず道の駅大和で名物ジェラートを食べたあと、順番が逆ですがランチとします。

キッチンカーで買った広島風お好み焼き!嘉瀬川を眺めながら美味しく頂きました。

20221002-81_640

ここから先は街に入ります。歩道や旧道を駆使しながらスイスイ進みます。

佐賀空港までド平坦なのですが早く着きすぎても時間を余らすだけなので、途中でペースを落としました。

競技場が建設中のようです。

20221002-87_640

さらに進むと佐賀駅です。

20221002-91_640

さらにさらに進むと佐賀城です。お堀のなかにいろんな施設があってよくわかりません。佐賀城公園、佐賀県立博物館、佐賀県立美術館、佐賀城本丸歴史館、、、なんだか面倒なので徐福サイクリングロードを目指すことにします。

20221002-94_640

佐賀城の周囲は小さな運河がたくさんあって風情があるんですが、10月なのに暑いので通り抜けてしまいました。

普通の住宅地で風景写真を撮ってたら怪しいですしね。

大隈重信生家もすぐそばを通ったまま気づかず。。

旧国鉄佐賀線跡の道路をたどって、徐福サイクリングロードに。

20221002-105_640

ここは佐賀からローカル線が伸びていたらしいんです。住宅地のなかなんですが利用者が少なかったらしく廃線になってサイクリングロードに。

20221002-108_640

直線状のサイクリングロードに長い長い桜並木があるので有名。一度来てみたかった場所です。(佐賀って滅多に来ないよね!)

20221002-111_640

筑後川にぶつかる地点で徐福サイクリングロードは終わり。

20221002-123_640

そこに存在するのは、、筑後川昇開橋です。

20221002-136_640

筑後川は広いなー こないだ日田で泊まったホテルの目の前の三隅川が福岡県に入ると筑後川になるらしいです。

20221002-134_640

橋の中心に係員がいるので、橋の昇降は見たいといえば見せてもらえます。

筑後川の対岸には大川テラッツァという休憩施設があるというので、暑いから1時間くらい休もうと思ったのですが、オープンテラスしかない。暑い。暑いです。

20221002-150_640

走ってるほうがまだ涼しいので、映画「のだめカンタービレ」撮影ポイントとか見物して、筑後川の中州である大中島を一周したりしました。

20221002-155_640

昇開橋は岸から見たほうが美しいですね。

20221002-181_640

暑いから飛行機に乗る前に温泉に入りたかったのですが、ここにあった温泉は廃業してたので、とぼとぼ空港に向かいますよ。

20221002-186_640

河口橋はとても高いです。見渡す限り有明海の干拓地。まったいらな土地に大型船がくるのでしょうかね。

20221002-190_640

ということで本日の走行距離80キロで九州佐賀国際空港でゴールしました。

20221002-221_640

次の飛行機まで3時間あるので、ひとつしかないガラガラレストランで超早い夕飯を食べました。

20221002-222_640

佐賀空港から羽田に向かう飛行機もガラガラ。おかげでゆっくり旅の余韻に浸ることができました。

今回の二泊三日のブロンプトン旅。佐賀の行きたいところ全部行けて、とても楽しかったです。

20221002-227_640

2022年10月12日 (水)

ブロンプトンで嬉野温泉へ

火曜日ごろから、週末の天気が気になります。

台風が立て続けにやってくるので、日本のどこかは常に大雨。

じっと天気予報を見ていると、九州がよく晴れることに気づきました。

急遽金曜日の休暇を取得して、青組で長崎空港に向かいます。

20220930-4_640

東京や琵琶湖、博多などの見慣れた景色を眺めていたたら、あっという間に有明海を右旋回しだして、長崎空港に着陸です。

まずは空港2階の寿司屋でランチタイム♬ 

長崎特選にぎり💕

20220930-40_640

今日は嬉野温泉まで30キロくらいなので余裕の旅路です。

1_640_20221010163501

長崎空港は北九州空港のように海の中にあるので、長い橋を渡っていきます。

20220930-46_640

大村の市街は長崎街道を北上します。国道ではなく、なるべく旧道に迷い込むようにします。

20220930-50_640

長崎街道の松原宿。住宅地に埋もれてしまいそうな場所ですが、十分に往年の雰囲気を残しています。

20220930-60_640

宿場を過ぎると海辺の松林が旅情を誘います。

20220930-71_640

国道はアップダウンがあり、大型車も多いので、部分的に歩道を使います。

ちょうど大村線の列車がやってきました。最新型のハイブリッド車のようです。

20220930-80_640

千綿駅。31年前のツーリングでも通りがかりました。

20220930-85_640

海に最も近い駅、の一つです。大村湾は波が穏やかで、陽に輝いています。

20220930-87_64020220930-93_640

長崎街道は彼杵から登坂に入るのですが、今回は、昨日たまたまつむりさんのブログで拝見した茶畑に行ってみます。

彼岸花が咲き誇る線路と国道を超えると、すぐ山を登ります。

20220930-102_640

みるみるまに高度を上げていきます。ブロンプトンにランニングシューズでひょいひょい登りますよ。

20220930-106_640

高度300メートルくらいの丘陵に着くと、一面の茶畑が拡がっていました。

赤木の茶畑ロータリー、と呼ぶこの丘の茶は、「そのぎ茶」という銘柄だそうです。

茶畑の向こうに大村湾が光っています。自転車旅じゃなきゃ絶対に来ないような農村ですが、旅情感は満喫できます。

20220930-119_640

農道を北に降りると、再び長崎街道に合流します。

旧街道は県道からときどきそれて、かぼそい急斜面の道になります。

20220930-128_640

関東ではもう終わってしまった彼岸花ですが、長崎ではちょうど満開でした。

20220930-131_640

彼岸花の向こうに稲積みが連なります。

20220930-141_640

俵坂峠で佐賀県に入ります。

20220930-151_640

峠を下り始めるとすぐに俵山番所が出迎えます。藩境の集落の雰囲気がまだ残っていますね。

20220930-153_640

20220930-156_640

用水に沿う街道筋をたどっていくと、すぐに嬉野の町に着きました。下りは早いぞブロンプトン。

20220930-162_640

嬉野温泉。

つい先週まで鉄道駅が無かったので、時刻表の地図を見てもどこにあるのかよくわからなかった有名温泉です。

しばらく脚をお湯に浸して、峠旅の疲れを癒します。30キロしか走ってないけど。

20220930-168_640

嬉野温泉の旅館はおひとりさまでは夕飯をお願いできないようなので、今日は素泊まりです。

しばらく街をぶらぶらしてお腹を空かせますよ。

これはシーボルトの湯、という日帰り温泉。温泉旅館に泊まるお客さんは日帰り温泉に入らないよね。。

20220930-176_640

で、今回の旅の最初の目的はこれ。

美味しんぼ39巻に掲載されていた湯豆腐です。

_640_20221010163901

美味しんぼに出ていた、宗庵よこ長です。

20220930-192_640

有名料理なのに意外と安い、1000円でした。

スープ自体に味が染みていて、なにもつけずに豆腐の風味を味わうことができます。

これは美味しいです。去年日田温泉で食べた湯豆腐とは全然違う。。

ぜひ上のリンクのオンラインショップでお求めください。

20220930-191_640

さあ美味しい湯豆腐を食べて宿に向かいますよ。

20220930-196_640

20220930-197_640

塩田川の対岸の森のなかに今日の宿があります。

20220930-198_640

広い部屋にのんびり泊まれて、うれしの茶が入った広い温泉もほぼ独占できて、ゆっくりできました。

明日、どこに行くか決めてなかったのですが、鉄道でワープすればいいいやと思って、唐津の宿を予約して、早々に布団に入りました。

2021年9月26日 (日)

ブロンプトンで北おおいたを周遊:メイプル耶馬渓サイクリングロードなど

9_640_20220108181501

ブロンプトンで大分に行ってきました。飛行機輪行はブロンプトンが安心です。ブロンプトンだから、走行距離は割り切って一日数十キロにとどめ、ゆっくりポタリング気分でツーリングできます。ゆっくり起きて、ゆっくり寄り道して、余裕をもって宿に着くのです。 

飛行機輪行は、ブロンプトンと決めています。ロードバイクでうまくやっておられる方も多いですが、万が一の破損を考えると、頑丈なマシンがいいと思います。収納もめんどくさくないし。

いまはコロナ禍で空港バスが極端に少なくなっているので、電車で羽田空港に向かうことにしました。バスなら、バス停の前で折り畳み、空港に着いたらすぐ台車に載せられるのですが、電車輪行だとホームや階段を担いでいかなければならず、かなりつらくなります。輪行で一番大変なのは「担ぎ」ですね。

 

1日目 北九州空港から中津へ

1_640_20220108181601

北九州空港はガラス張りのひっそりした空港で、連絡バスが数台発車したあとはガランとしてしまった。自転車を組みたて、水を買い、すぐ連絡橋に向かいます。

2_640_20220108181601

これは見事な海上橋です。2キロ以上あります。これほど長い橋を自転車で渡る機会はあまりありません。去年の宮古島以来か。誰もいない歩道をゆっくり渡ります。車道をロードバイクで快走してるひとがいたけど、なにかあって海に落ちたら助けてもらえないかも。

3_640_20220108181601

4_640_20220108181601

九州本土に着いたらトヨタの巨大な工場を抜けて、国道10号線まですぐです。JR沿いに旧道を南下することにしました。あまりランチできそうなところがなくて、途中のローソンでカレーパンを食べたあと、中津まで30km幹線国道を走るのは嫌なので行橋駅から輪行することにしました。

5_640_20220108181601
地図を見ると三毛門駅から中津へ旧道があるみたいだったので、無人の三毛門駅で下車。カボチャが日本で初めて栽培された土地とのこと。

6_640_20220108181701

7_640_20220108181701
8_640_20220108181701
9_640_20220108181701

趣のある旧道を進み、中津川を渡るとすぐ中津城です。

11_640_20220108181701

12_640_20220108181701

13_640_20220108181901

時間があるので街並みをぐるぐる回って、4時過ぎに中津駅前のホテルに。

からあげが名物らしいんですが、テイクアウト主体のようです。ホテルから徒歩数分の店で買ってホテルに持ち帰ってみたら、柔らかくて美味しい。とても美味しいからあげでした。

17_640_20220108182001

それにしても中津駅前は空き地だらけで、人も歩いてなくて、ちょっと寂しかったなあ。

14_640_2022010818200115_640_2022010818200116_640_20220108182001

2日目 中津から日田へ

今日はこの旅の主目的、メイプル耶馬渓サイクリングロードを走ります。耶馬渓鉄道は中津駅から県道沿いの歩道になっているようなのだけど、歩道を走るよりもいいかってことで、途中まで旧日田往還を走っていきます。メイプル耶馬渓サイクリングロードは山国という集落で終わるのですが、そこから車の少ない県道の峠道を越えれば、日田の中心部まで簡単にアクセスできます。

中津からは、指定のサイクリングロードではなく、南に向かって県道110を進みます。突き当りの山国川に出たら標識があって、いわく、この付近は律令時代の水田区割りが残る珍しい地域だとのこと。県道655や国道10が直線状なのは、これらが旧官道だからのようです。江戸時代の街道をたどっていて、平安時代の空気にも触れてきたのでした。

1_640_20220108182101

2_640_20220108182101

3_640_20220108182101

途中の臼木集落でメイプル耶馬渓サイクリングロードと交差しますので、右にそれてそこからサイクリングロードを走ります。

4_640_20220108182201

私のほかにはひともいなくて、落ち葉も多くて、トンネルが続くあたりなどは薄暗くて怖いくらいです。サイクリングロードの路面には枝がたくさん落ちていて、ほとんど利用者がいないことをうかがわせます。ブロンプトンの太目のタイヤですから安心ですが、ロードバイクだとちょっと辛いかもしれません。

5_640_20220108182201

6_640_20220108182201

7_640_20220108182201
ちょっとだけ国道と合流し、右手の樋田という古い集落を抜けると目についたのが非常に立派な石の橋です。

8_640_20220108182201

耶馬渓橋。さすが九州ですね、これほど立派な橋は本州ではほとんど見たことがありません。行ったり来たりして写真をたくさん撮ります。

そこから信号を超えるとすぐ青の洞門です。前回来た時も思ったけど、対岸は平地なので、右岸にわざわざトンネルを掘る必要があったのだろうか、と感じます。。。

9_640_20220108182301

10_640_20220108182301

11_640_20220108182301

12_640_20220108182301

13_640_20220108182301

まだ観光客がいない耶馬渓、午前中は日陰になってしまうのですね。お店もやってないし、サイクリングロードをそれて近くの羅漢寺に寄ってみることにします。

しかし羅漢寺、せっかくですが案内図を見ると道が険しそうなので時間がかかりそう。日田往還が主目的のライドなので、今回はあきらめます。

14_640_20220108182801

国道500号線で「道の駅耶馬トピア」に寄って、饅頭をいただきます!そのあとソフトクリームを所望したら、まだやってないとのご返事。残念です。

メイプル耶馬渓サイクリングロードに戻るために山国川を渡ったら、上流に風情のある石橋を発見。さっそくアタック。

15_640_20220108182901

16_640_20220108182901

ひっそりとした羅漢寺橋に見とれてしまいます。こんな石橋がたくさんあったらなかなかサイクリングが進みませんが、今日は50キロしか走らないので、いくらでも観光できるんです。

でも、いい加減がちょうどいい。ありがとうございます。

17_640_20220108182901

メイプル耶馬渓サイクリングロードの廃線跡は、日田往還の国道212号線の対岸を走るようで、のんびりした山村気分です。途中の平田で駅跡や石橋を見たりしながら、ポタリングを楽しみます。

18_640_20220108183001

19_640_20220108183001
20_640_20220108183001
21_640

途中でトンネルを出たら突然の橋で山国川を渡ります。ここが有名な撮影ポイントですね。3年前のアドリアサイクリングロードのイタリア区間に似ています。

22_640

渓谷を見ながら橋を渡るとサイクリングターミナル。ここがメープル耶馬渓サイクリングロードの拠点なのですね。ちょっとお手洗いを拝借して、私は先に進みます。ブロンプトンでもビギナーよりはグイグイ進んじゃいますので。

23_640

「道の駅やまくに」でランチしようと思っていたのですが、サイクリングロードの対岸なんですね、ちょっと迷いながらたどり着き、また「からあげ」をいただくことにしました。

24_640

道の駅を過ぎたらすぐ山国、つまり耶馬渓サイクリングロードの終点です。鉄道の終点だっただけあって、盆地の集落としては大きめだけど、ひっそりとして時の流れを感じさえるたたずまいです。

ここでサイクリングロードを終えて、日田往還を進むことになります。日田往還は日田に続く車の多い国道212号ではなくて、すぐ近くから分岐する大分県道720号線になるようです。

26_640

720号に入ったらなかなか気合のある坂ですが、石積みの美しい集落を抜けながらゆっくり進みます。途中で日田市に入りますが、それでも登り続けます。山の中なのに田んぼが見えてきて、その田んぼが広くなったあたりが平らなんですが、いつの間にか傾斜がマイナスになっています。かなり平たい峠なんですね。伏木峠。標識も何もない平地でした。

27_640
28_640
29_640

伏木を過ぎたら県道は山道に戻って急斜面を下っていきます。途中で製材所をいくつも見つけました。天領日田の日田杉なんですね。旅情を感じます。

30_640

日田街道は県道が終了したあとも細い市道となって延々と続きます。大分自動車道をくぐり、国道バイパスを渡ると桝形が出てきて、江戸の街っぽさを感じながら花月川に出ます。対岸が日田の有名な豆田町の街並みです。

31_640

建物が美しい草野本店は残念ながら改修中でしたが、美しい町並みをポタポタしながら、薫長酒造でアイスを食べました。

32_640

日田駅から亀山公園を経て三隅川の中州を渡って、かんぽの宿日田へ泊ります。今日の走行は67km。温泉に入ったあと、美味しいアユ、日田牛しゃぶしゃぶと栗ご飯でゆっくりしました。

34_640
236_640

 

3日目 豊後森から宇佐へ

宿で湯豆腐を食べて出発。

2_640_20220108183401

すぐ近くにある寝台列車の展示に気づかず、日田駅に直行しました。

3_640_20220108183401

4_640_20220108183401

5_640_20220108183401

6_640_20220108183401

日田駅からは九州横断特急に乗り30分で豊後森へ。わずか25キロだがブロンプトンで国道のトレーラーと競いたくないですしね。途中の天ヶ瀬駅前では天ヶ瀬ストアの店員さんたちが手を振ってくれましたが、恥ずかしくて返せなかった。でもありがとうございます。

7_640_20220108183401

豊後森駅、以前来たときよりキレイになっていましたが、ひとがいなくて寂しいです(まだ朝だから)。

8_640_20220108183401

以前、駅裏も見かけた豊後森機関区が保存地区になっているので、訪問していました。以前よりガラスが割れていましたが、キレイな蒸気機関車と案内所が増えていて、訪ねるにはよくなっています。

9_640_20220108183501

10_640_20220108183501

さて今日は国道387号で宇佐に向かいます。

大分自動車道の下にある「道の駅童話の里くす」でアイスを食べ、あんぱんを買います。いまウィキペディアをみたら、「施設横には、陸上自衛隊玖珠駐屯地から日出生台演習場間を結ぶ、コンクリート舗装された公道があり、地元では戦車道と呼ばれている。アスファルト舗装では戦車のキャタピラによって舗装が傷むので、コンクリート舗装されている。道の駅や玖珠町のホームページ等で走行予定日が予告されており、戦車などの自衛隊車両を見学することができる。」ですって。」

ここからの国道がどんな道なのかわかりません。広いのか、トラック多いのか、坂はキツイのか。。

とりあえず出発すると、国道がとつぜん風情のある集落を通ります。森藩の城下町なんですね。。

11_640_20220108183501

国道に出たらすぐ森川沿いの旧道を見つけました。これをたどったら「清水瀑園」とあり瀧があるようなので行ってみましたが、森のなかを10分以上歩かされたあげく、「行き止まり」があって、戻ります。なんだか無意味な時間でした。残念。

15_640_20220108183601

12_640_20220108183601
13_640_20220108183601
14_640_20220108183601

そこからちょっと激しい坂を登ると国道387に合流です。

16_640_20220108183601
国道の傾斜は緩く、七福神のあたりが峠のようです。

17_640_20220108183701

つまり今日のピークはもう終わり。日出生川・温見川・恵良川・駅舘川沿いにくだっていきます。西椎屋の滝という看板がありましたが、さっきの滝で懲りたので通過します。でも今調べたら「落差86メートルで西日本一の名瀑」だそうですよ。通過してがっかりしました。

18_640_20220108183701
下り坂の途中で「宇佐のマチュピチュ展望所」というのに通りかりました。

19_640_20220108183701

高台に昇って振り返ると、まさにマチュピチュにしか見えないですね。。。

坂をくだって平野部に差し掛かると「USAバーガー」ののぼりがたくさん。ピットインしますが、普通の農家さんがハンバーガーやってるんです。

20_640_20220108183801

21_640_20220108183801

22_640_20220108183801

23_640_20220108183801

美味しく東京なら2倍の値段が取れるおいしさでした。

ここから下るといくつかの石橋を目にします。日本の石橋の4割が大分県にあるそうですよ。

24_640_20220108183801

鷹岩橋、富士見橋、、車の列に並んで高速で走っていたのでつい通過してしまいました。荒瀬橋は、とても高い橋でした。どの石橋もとても美しく、今回の旅目的を石橋めぐりにしてもよかったかなぁと思いました。

この先、地図で見かけた「王さまのぶどう」というソフトクリームが気になったので、387からそれて、東側から攻めてみます。昨日羅漢寺で走った国道500号を東に向かい、深見川を渡って左に近道してみたら、「鯰絵」で有名な集落のようです。安心院というところ。民家や商家に見事な鯰絵があちこちに書いてあって、それがきれいに残されていて、とても満たされた気分になりました。

25_640

26_640_20220108183901

その先、ブドウ農園の標識をみて間違えて急な山道を頑張って登ってしまったのですが、お目当てのソフトクリーム店は全く別のようおう。気を取り直して県道42を進んだら、すぐのところにソフトクリームがありました。

27_640_20220108183901

美味い。納得の味です。

「王さまのぶどう」から山道を下っていったら、鳥居橋というこれまた立派な橋。国道だけ攻めていたら見どころを通過してしまうから惜しいですね。

28_640_20220108184001

国道10号を右折すると北宇佐の交差点。ここは、宇佐神宮の「西参道」の分岐点で、宇佐神宮まで直進する古い道が伸びています。昨日、中津で古代の官道を見ましたが、国道10号や補完する県道が直線状なのは、古代官道のなごりなのかもしれませんね。

30_640_20220108184001
久しぶりの宇佐神宮は、コロナ禍ですいていました。

31_640_20220108184001

32_640_20220108184001

今日は宇佐駅そばの温泉宿に泊まります。

33_640

走行距離は59キロ。観光しながら慌てない旅、とても心地よいです。

誰もお客さんがおらず、貸し切りの温泉に入って、「大分牛」のすき焼きと「関アジ」を頼みました。アジは巨大で、3人前はありました。おなかいっぱいです。

34_640_20220108184101

35_640

 

4日目 ブロンプトンで国東半島

豊後高田、30年前に来たときは「平凡な」街並みだったので全く気に留めず通り過ぎた街です。全く記憶がありません。しかし今回きてみたら、懐かしい景色に驚きました。

1_640_20220109101201

2_640_20220109101301

3_640_20220109101301

4_640_20220109101301
5_640_20220109101301

復元された昭和の博物館もあるのですが、商店街が「現役」で、とても魅力的です。観光客向けに作られた街ではなくて、一般の商店街なのがいいのです。今日は観光客もおらず、なおさら自然な感じがしました。

https://www.showanomachi.com/special/syotengai.html

 

国東半島で最も有名なのは、富貴寺です。国宝建築で有名なのですが、なかなか国東半島に来る機会がありませんでした。長年の念願の参拝です。

国東半島は、火山です。丘陵地と谷が放射線状に海岸に向かって伸びていきます。富貴寺への参道も、火山が形成した美しい谷間を登っていくのですが、かなり路面が荒れています。タイヤの太いブロンプトンでよかったです。蕗川に沿って細い谷をつたっていくと、坂が急になる前に富貴寺です。この先に店があるとは思えないので、門前の昭和な土産屋で蕎麦を食べておきます。

 

7_640_20220109101401

短い階段を登って山門をくぐると、そこはすぐ国宝の富貴寺大堂です。宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と合わせて、日本3大阿弥陀堂と呼ばれています。宝形造の美しい造形に見惚れてしまいます。よく見ると、当初の彩色がうっすらと窺い知れます。

8_640_20220109101401
9_640_20220109101501
10_640_20220109101501

富貴寺からは両子寺を目指します。南の県道34でぐるりと遠回りした方が坂が楽そうなんですが、飛行機の時間まであるので、ゆっくり坂を上ってみることにします。

県道665を登り、いったんくだり、県道29に出ます。並石ダムを過ぎると、集落の中の13%の坂を直登します。ブロンプトンで荷物をたくさん抱えた身にはつらいです。

11_640_20220109101501

12_640_20220109101601

重い。つらい。でも、どこでも走れるぞブロンプトン。脚を着かずに頂上まで登り切りました。地蔵トンネルを2つくぐると、道は急な下り坂に。せっかく稼いだ標高は急に損なわれます。残念です。複雑な交差点を左折すると、両子寺はすぐでした。

ポスターで見かけた仁王像は、駐車場より下にあったので、観光客が少ないです。深い森が印象深くて情緒があります。

13_640_20220109101601

ここは山頂に近いので、どちらに進んでも海まで下りです。飛行機になる前に道の駅あたりで温泉に入りたいので、県道29号で東に向かうと、途中から長閑な水田地帯に出ました。この長閑な雰囲気はいい!その真ん中に弥生遺跡があったので寄っていきます。

14_640_20220109101601
15_640_20220109101701

そこからすぐ海に出ると、国道よりも海側に伸びるサイクリングロードを見つけたので、海岸沿いに道の駅まで進みます。結構整備されているサイクリングロードでした。「くにさきサイクリングロード」と呼ぶみたいです。

https://www.city.kunisaki.oita.jp/soshiki/kanko/kunisakicycle.html

16_640_20220109101701
17_640_20220109101701

南下して、サイクリングターミナルの在る道の駅くにさきでは、珍しい太刀魚丼を食べました。今回の旅は郷土料理に恵まれてよかったなぁ。

18_640_20220109101701

19_640_20220109101801

道の駅から大分空港までの間に温泉がいくつかあったのですが、日帰り入浴をやっている気配がなく、空港まで着いてしまいました。空港手前のコンビニでアイスを食べ、空港前の土産屋でソフトクリームを食べてから、空港でまたソフトクリームを食べました。

20_640_20220109101801

国東半島は激坂だったけど、今日も楽しくツーリングを終えることができました。59km

空港の奥に見つけた足湯に入って、夕飯に弁当を買って、今回の旅はおしまい。

22_640_20220109101801

23_640_20220109101901

海上の橋、耶馬溪サイクリングロード、国東半島などなど、ずっと訪ねたかったいろんな土地と、たまたま通りがかって出逢えた素敵な街並みや石橋。楽しかった。これにつきますね。

2021年8月17日 (火)

仙台亘理自転車道(14年ぶり)

仙台亘理自転車道は、岩切駅付近の七北田川から亘理駅付近の鳥の海まで続いています。(名取川以南は経路不鮮明)

前回訪れたのが2007年です。この夏は14年ぶりに走ってみることにしました。以下写真はおおむね2枚セットで、一枚目が2007年、二枚目が2021年です。

 

福田町駅付近の七北田川。対岸が陸前高砂です。仙石線の鉄橋は、昔とまったく変わっていませんね。

A1_400A2_400

最下流の高砂橋を過ぎると、南蒲生浄化センターが見えてきます。

B1_400B2_400

七北田川の河口手前から、伊達政宗が作ったという貞山堀が南下します。
C1_400C2_400_20210817164801

かなり豊かだった松林は、2011年3月11日の津波で、流されてしまいました。

自転車道は全面的に作り直され、走りやすくなっています。

D1_400_20210817164801D2_400_20210817164901

荒浜で海に出てみると、広い砂浜は変わっていませんでした。空も広いです。

E1_400E2_400

貞山堀に作られた船着き場。いまも釣り船が10隻くらい停泊していました。

F1_400F2_400

名取川を渡る閖上大橋は、昔とかわらず、相変わらずのひどさです。

道は狭くトラックが異様に多い。自転車道は河口側からくるのに、歩道は上流側。車道を走るのも、道路を渡って歩道を走るのも困難。これほど自転車に冷たい。

運よく、今日は車道が渋滞していたので、クルマに挨拶して車道を走らせてもらいました。

橋を渡るとすぐ左折して、名取川左岸に入ります。

写真は名取川河口。現在は「かわてらす閖上」ができており、食事や買い物で休憩することができます。

H1_400H2_400

日本最北端のシラス丼を食べました。

G3_400

名取川の河口にて。津波到達点が土手よりも高い場所にあります。

H4_400

閖上の街は、あまりに変わってしまっていて。

むかしの閖上漁港には漁船がたくさんいました。

I1_400I2_400_20210817173501

実は貞山堀は名取川の北だけでなく、南にも続いています。

むかしも道に悩んだのですが、仙台亘理自転車道のルートは今もさっぱりわかりません。

仙台空港の赤い橋だけは健在でした。仙台空港も津波にのまれたのでしたよね。

J1_400J2_400

数多くの避難所(小高い丘が古墳のようにたくさん造成されている)をたどりながら、阿武隈川に到着しました。

亘理大橋を渡ると、亘理町です。

K1_400K2_400

亘理大橋から阿武隈川の河口を望みます。橋脚の影にできる中州は形が大きく変わっていますね。

L1_400L2_400

阿武隈川右岸の土手から見る河口です。

M1_400 M2_400

街も農地も全くなくなってしまった、鳥の海。堤防がかさ上げされています。

N1_400N2_400

前回は鳥の海の前でいくら丼を食べたのですが、集落自体がなくなっていて、新築の家がちらほら。食堂はありませんでした。

O1_400O2_400
今日は亘理駅から輪行で帰ります。
岩切駅から亘理駅まで50kmばかりのサイクリングでした。

これからの復興を期待しています。

2020年10月29日 (木)

ブロンプトンでちょっと阿蘇山までポタリング

2020年の秋は、阿蘇の秋です。

熊本地震、2016年4月14日(木)21時26分以来運休になっていた豊肥本線は、今年8/8に4年ぶりに再開しました。

また国道57号線は、10/3に開通しました。

さらに、阿蘇山火口は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が発表され、2019年4月14日から火口見学が規制されていましたが、9/1から1年4か月ぶりに阿蘇中岳火口の見学が再開されました。

そして、先週ようやく再開した、北阿蘇の内牧温泉「角萬」が、シングル2食付きで予約できたので行ってきました。GoToキャンペーンって一人旅には使いにくい(2人以上しか使えない宿が多い)ので、大助かりです。

飛行機輪行なので、壊れにくい恒例のブロンプトンです。坂が多いけど、昔ランドナーで走った地域だから、きっと大丈夫。たぶん。

以下ブログ記事は、

1日目 熊本空港から立野を経て内牧へ
2日目 阿蘇五岳一周ルート(箱石峠、阿蘇山)
3日目 阿蘇ミルキーロード(大観峰)

で続きます。もし書けば、ですけどね。

20201025-36_102420201025-136_102420201025-126_102420201025-152_102420201026-17_102420201026-67_1024

2020年3月22日 (日)

伊勢海老ポタリング@日南海岸

日南海岸をサイクリングしてきました(3度目の訪問)。青島から飫肥まで青い大海原を堪能。(宮崎まで行って50kmだけ走ってすぐ帰ってきました)

ゆっくり走って、写真をたくさん撮って、美味しいものをたくさん食べて。そういう旅にブロンプトンはいいかもしれません。

20200321-44_80020200321-61_80020200321-76_80020200321-105_80020200321-135_80020200321-142_800

鄙びた集落の民宿で伊勢海老を注文したら、活きのいい子が出てきました!

20200321-162_800
20200321-157_800_20200322153401
20200321-164_80020200321-168_80020200321-176_80020200321-174_800

飫肥城も相変わらず静かで美しく。自然と歴史に触れた一日でした。
20200321-243_80020200321-246_800

2020年2月11日 (火)

宮古島その3 伊良部島へ

宮古島ブロンプトンの旅、3日目です。(2日目の記事はこちら

今日も快晴っぽいです。2月初旬ですが最高気温は20度前後と絶好のサイクリング日和です。

伊良部大橋に最も近いホテルに泊まっているので、ココロもルンルンです💕

早速今日も3.5kmを走ります。日曜日なので車は非常に少ないですね(昨日の土曜日はダンプだらけでした)。

20200202-2_800

Irabu_map15

伊良部島に入ったらすぐ左に進みます。

時計回りです。島は時計回り、湖は半時計回りというのがセオリーです。

水を左手に見て進め!とも言います。

いくつかリゾートホテルを見ながら着いたのが、渡口の浜。

美しい!これぞ南の島です。

20200202-11_800

透き通る水。魚さんまで見えちゃいそうです。泳ぐには早い時期ですが、水はそんなに冷たくないです。

20200202-17_800

渡口の浜のすぐ西にあるのが、川のように見えて、海なんです。対岸は下地島。遠くの小さな橋で次の島に行けてしまいます。

20200202-25_800

下地島に入ったら一面のサトウキビ畑です。小さな島なのに、広大な大地を感じさせます。

20200202-31_800

大地っぽいですがすぐに西岸に着いてしまいます。

大きな岩を祭った神社がありました。実はこの石は1771年に八重山地方を襲った明和の大津波によって陸に打ちあがった「津波石」だったのとか。結構な高台なんですよ。津波は20mくらいあったのではないでしょうか。

普通なら大観光地になりそうですが、入り口も未舗装でわかりにくく、他には誰もいませんでした。

20200202-37_800

そこから数分いくと観光バスがたくさん止っている駐車場があります。

ここから徒歩数分で「通り池」です。2つあります。地上からは2つの池が並んでいるように見えますが、これらは地下部分でつながっており、さらに海側の池は洞窟で海とも通じているそうです。「通り池」という名は、このような池の構造に由来するとか。

20200202-40_800

周囲の石を見ると石灰岩ですね。どうやら鍾乳洞が陥没してできた穴のようです。

こういう遊歩道をとぼとぼ歩くのですが、バスの観光客は「なんーんだ、なにも無いじゃん」と言って残念そう。

いやこの地質がわからないのは確かに残念ですねぇ

20200202-46_800

この下地島には下地島空港があります。下地島にはほとんど民家がなく、空港が最大の建物な気がします。

すぐ横を飛行機が離陸していきました。

この空港の塀に沿って北上すると、車は行き止まりなんですが。。。しかし。。。

20200202-50_800

 

自転車しか入れない片隅に、こんな絶景が待っているのです。

20200202-55_800

突き当りの角を曲がると。海の色が違います。ここが有名な17エンドなんですね。

20200202-57_800

空港の誘導灯ですね。水平線まで続くように見えます。絶景です。

20200202-69_800

さて下地空港をぐるっと回りこみ、海沿いに進んでいくと小さな橋を渡ります。また伊良部島に戻るのです。

海に見える石灰岩たちは、先ほどの大きい岩と同じ津波で運ばれてきたそうです。

20200202-80_800

このあたり食堂やカフェがいくつかあるはずなんですが、まだ11時過ぎなので先に行ってしまいましょう。

伊良部島の北岸はますます民家も少ない土地になります。自転車なんかまったく見かけません。日曜日なのに。

ここまでほぼ平坦でしたが、北のあたりは台地に上ります。ブロンプトンの最小ギアを使えば全く問題ないですけどね。

海に降りていく遊歩道が雄大でいいですね。

20200202-108_800

この下の写真も伊良部島周回道路の一部です。道が海で果てる感じが最果て感があっていいですね。

20200202-114_800

宮古の路傍にはハイビスカスが咲いています。

20200202-119_800

伊良部島の東縁に達するとガーっと坂を下って、佐良浜港です。カナダ東部のルーネンバーグに似たカラフルな港町です。

20200202-125_800

漁港にレストランがあったので入ってみました。

20200202-134_800

セルフサービスで注文するのですね。

沖縄県産カツオの9割は佐良浜港で水揚げされているのですよ。

私はカツオの胡麻ヅケ丼をチョイスです。

あと、何かふわっとした天ぷらも追加しました。

20200202-1342_800

食後は港からいったん町に登るんですが、信じられないほどの急坂。自転車で登るひとは皆無でしょうね。ブロンプトンで脚付かずに登り切りましたけどね。。。

しばらく行くと伊良部大橋を見張らせる海岸に出てきました。少し雲が出てきたかな。

20200202-143_800

さあ伊良部大橋でペダルをクルクル回して伊良部島に帰ってまいりました。

20200202-145_800

午後3時過ぎに帰って来ちゃったんですけど、大橋のすぐそばにサンセット公園というのがあるので、夕日がきれいなんだろうと思って2時間ほど寝っ転がって日が沈むのを待つことにしました。日没は18:15くらいです。
20200202-149_800

撮れた撮れた!きれいな夕日が撮れました(^^♪

20200202-205_800

夕飯は洋メシが食べたくなったので、ホテルのすぐ横のカフェへ。PAINAGAMA BLUE BOOTH というおしゃれカフェです。 ハンモックでゆっくりするのもいいらしいですよ。

20200202-240_800

宮古島の食材を使用し、宮古島でしか味わえない地産池消を目指したホットドッグ!美味しかったなーー スイーツも充実しているみたいなんですよ。昼間も来てみたかったなあ。

20200202-241_800

というわけで、伊良部島と下地島を満喫した宮古島3日目でした。走行距離は60.1kmでした。

2020年2月 9日 (日)

宮古島その2 池間島へ

02-38_800


Spot_miyakojima

さて、3泊4日の宮古島ポタリング、今日は池間島方面に向かうことにします。(昨日の記事はこちら

ホテルで朝7時に朝食をとり、8時過ぎにゆっくり出発します。

しかし平良の街は土曜日はトラックだらけなんですね。土木工事のトラックがいっぱい。途中で歩道を走ったり、農道によけたりしながら。そういうのんびりもブロンプトンならではなんですけどね。

平良の街を外れて閑散とした住宅街を抜けていったら、突然出てきた「砂山」の看板。あとカフェの案内板もたくさん(笑)。まだ9時すぎだからどこも開いていません。


02-9_800

そのまま突き当りが 地図の ③砂山ビーチのようです。

02-10_800

駐車場を過ぎて、砂道の入り口に自転車を停めて、絵で見るような砂の道を歩いていきます。

02-11_800

ほとんど人がいない砂の斜面をずりずり降りていきます(ちなみにブロンプトンに乗るときは普通のランニングシューズです)

Dsc09563_800
これが有名な砂山ビーチですね (^^♪ 朝早いからかまだ日差しが奥まで届いていませんが、今日はよく晴れそうです。

02-12_800

たくさん写真を撮ってから自転車で北上します。

そういえば宮古島には祠がたくさんあります。鳥居は本州と同じ。お社はいろいろタイプがありましたが、風が強いのでコンクリート建築で保護されたものが多かったです。木造建築は全く見かけませんでしたね。

02-13_800

砂山からは県道を避けて西側のサトウキビ畑の農道を北上します。

大きな風車がブルンブルンと回っていました。

02-14_800

④西平安名埼。宮古島本当の最北端ですね。

02-15_800

わーー!!!

青い海の向こうに池間大橋が広がっています。

波も静かで美しい。

観光客もほとんどいないし、週末なのでこの景色を独り占めできるなんて最高じゃないですか。

02-16_800

西平安名埼は細長い岬の突端です。

振り返ると風車の左右が海になっていました。

02-17_800

さて、半島の付け根までもどって池間島を狙います。

おっと道の横に肉牛の皆さんが集っておられました。

02-18_800

県道に出てみて、ちょっと横を見たら 雪塩 の看板ですよ。ちんすこう?とりあえず行ってみましょう。

02-19_800

と突きあたりまで行ってみたら、小さくてかわいい土産店が3つ並んでいました。そこに大型観光バスが何台もやってきます。おやおや。観光客で混雑するまえに雪塩ソフトクリームをいただいてしまいます。

しょっぱくて美味しい 🎶

気温20度なので冷たいスイーツ食べて幸せなサイクリングですよ。

02-20_800

雪塩製塩所から県道に出るとすぐ ⑨池間大橋です。

なにこれ!真っ直ぐ海の中を進む道!!最高です!!!

02-203_800

海も透き通ってますよ!このまま飲めちゃうんじゃないでしょうか。。。

02-202_800

橋の横にい降りてみます。

これぞ絶景!自転車旅の醍醐味です。生きてて最高!!

02-204_800

横に広がるサンゴ礁も最高!!語彙が貧弱!!!

記憶もよく、空は快晴、風もなし。世界最高のサイクリング日和に楽しむ、世界最高のサイクリングコースです。

02-205_800

でも、池間大橋を渡ってくる観光客ってほとんどいないんですね。

観光バスやレンタカーは橋まで来てUターンしてしまいます。

私はのんびりと池間島を一周しますね。小さい島だから15分くらいかな。。。

02-22_800

県道は森で囲まれているのですが、一瞬だけ白い砂の向こうに海が見えたので、歩いてみると。。。

あーきれい。すごくきれい。。

02-21_800

ほかのところでも海に降りてみました。わあああああああ 海がブルーでグリーン!!

02-23_800

全然観光客のいない島をのんびりポタリング。

そろそろお昼なのでランチでも。と思ってたら森の中にカフェの看板。

おそるおそる入ってみると。。。

 

 

じゃーーーーん

 

この景色を借り切って、チーズケーキを味わうのですよ。

02-25_80002-24_800

 

幸せに満たされつつ、また池間大橋を渡って宮古島に戻ります。

雪塩製塩所を過ぎて最初の集落の入り口に すむばり食堂 がありました。

すむばりってなんだろう。

食べ物?お店のひとの苗字?不思議な名前ですが入ってみます。。。

02-31_800

メニューの写真を見るとタコとソバが名物なようです。私は沖縄料理に詳しくありません。

 

私「この ソバ って書いてあるのは、うどんに見えますが、うどんですか?」

店「ソバです」

私「じゃあ、看板料理のすむばりそばください。。。」

 

 

02-312_801

すむばりそばは、うどんでした(結論)

 

食後は少し南下します。ローディーが何人か抜いていきます。ハンドルバーをつけているからトライアスロン系ですね。

 

宮古島には川がありませんが、海が内陸に食い込んでいることがあります。

この橋には踊りの絵が描いてありました。あとで調べたら、この地区のお祭りなのだそうです。

02-32_800

 

さて 島尻のマングローブ林 です。宮古島でもっとも大きな群生林だそうですよ。

Dsc09750_800

林には遊歩道が伸びています。入り口に自転車を置いて、てくてく進みます。看板にあるように、マングローブは本州には生えないです。だから初めて沖縄に来た私にとっても、マングローブは初めてなんですよ。

02-33_800

マングローブからいったん平良の街を通り過ぎて、今日は時間があるので伊良部大橋を渡ってみることにしました。

最初に貼った地図には未開通とありますが、2015年(平成27年)1月31日16時に開通したそうです。ちょうど5年前。

02-332_800

全長3,540mで、通行料金を徴収しない橋としては日本最長だとか。総事業費は399億円

とりあえず、歩道はありません。

自転車やランナーは、幅1m弱の茶色い路側帯を通ります。

追い抜いていく車は、自転車幅寄せせずに、1mくらい空けて抜いてくれます(笑)

02-35_800

02-34_800

今日は橋を渡って、すぐ近くの激坂を上って牧山展望台から橋を見下ろし、もう一度伊良部大橋を渡って戻ってきました。

橋のたもとのジュース売りのおじさんからグアバジュースを購入。

02-37_800

平良のホテルに戻って、シャワーを浴びて、選択して、宮古島に住む高校時代の同級生と懇親を深めます。

なぜ宮古島に越したのか?と訊いたら、5年前に仕事に都合で誘われたんだとか。

2年だけでいいからw

という約束で宮古島に来たのですが、あまりに住み心地がいいので、そのまま5年いるんだと。しかも先月、待望の新居も作ったというので、訪れてみました。本当に素敵なおうちで感動しました。

02-40_800

今日はちょっと走って、たくさん食べて。ああ幸せでした。

宮古島ブロンプトンの旅、3日目はこちら





 

宮古島ブロンプトンサイクリング(飛行機輪行)

Dsc09722_800

宮古島に行ってきました。実は初めての沖縄県です。

宮古島は外周100km超しかないのですが、4つの島と海上の橋でつながれていて、しかも無料で、かつ自転車通行可なのです。

1-1

飛行機輪行は、昨年の山口に続いてブロンプトンです。輪行時にいろいろ考えなくて楽ですし、あと、泥除けがついているので急な天候不順でも問題ありません。北千住駅から羽田空港までバスで1時間。新型肺炎の流行で中国人観光客が少なく、空港は空いていました。

1-2

ANAはプレミアムシートが取れなかったのですが、隣席は来なかったので快適な3時間。遠い。。。

1-3

途中で鹿児島を通過したのですが、そこでようやく経路の半分なんですね。

沖縄の環礁を眺めながら、宮古島までダイレクトにやってまいりました。

1-4

台湾はスグソコなんですね。。。沖縄本島に行くのと同じくらいなのですね。

1-8

ホテルは平良港に近いところへ。朝食付き。自転車は中に持ち込めました。

1-5

平良の街を少し自転車で走ってから、居酒屋でオリオンビール。美味い😃

1-6

地魚も美味しかった(#^.^#)

1-7

食後にホテルとなりのファミマに行ったらご当地モノがいっぱい。ついついおやつを買い込んでしまいました。

1-9


2019年7月26日 (金)

角島大橋

20190714-11_640 20190714-25_640 20190714-36_640 20190714-37_640 20190714-46_640 20190714-57_640 20190714-79_640 20190714-91_640 20190714-88_640 20190714-97_640 20190714-100_640 20190714-105_640 20190714-122_640 20190714-125_640 20190714-138_640 20190714-156_640 20190714-158_640 20190714-167_640 20190714-181_640 20190714-198_640 20190714-206_640 20190714-225_640 20190714-228_640 20190714-247_640 20190714-253_640

より以前の記事一覧