カテゴリー「信州へ!」の15件の記事

2023年9月23日 (土)

志賀高原から毛無峠へ

暑いので避暑兼ヒルクライムに行ってきました。

奥志賀高原に泊まって、今朝は志賀高原をスタートします。

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サイクルジャージは目立つことが重要!

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標高1700。

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気温は23度。天国のように涼しいですね。

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標高2000。そういえばこちらから登るのは初めてなんですが、結構坂がツライですね。心拍は高めです。

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数年ぶりの渋峠です。

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朝は快晴だったのでに、雲がどんどん出てきてしまって、日本国道最高地点では真っ暗になってしまいました。

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太平洋と日本海の分水嶺である山田峠で記念撮影。

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草津温泉には下らず、万座に向かいます。

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プリンスホテルを過ぎると急に心細い道になります。

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あの鞍部が峠っぽいですね。クルマがたくさんいます。

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完全にダートになりますが、ロードバイクで走れないこともない。

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ということで、毛無峠に到着です。

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ここから須坂に降りたら、街は灼熱地獄でした。ああ夏は暑いですね。

2023年7月11日 (火)

あまりに暑いので毛無峠に

連日35度を超える猛暑の東京に辟易して、涼しい奥志賀高原に泊まってきました。

その帰りに、毛無峠に寄ることにしました。

志賀高原から自転車で出発します。

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派手なセサミストリートのジャージで視認性もばっちり。

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渋峠まで標高差400くらいのヒルクライムです。

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27度って天国のように涼しいですね。

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標高2000メートル。涼しいけど、汗も出てきますね。

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スノーシェルターを2つ潜ると頂上です。

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今年もやってきました渋峠ホテルです。左の群馬県に入ります。

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中央分水嶺の山田峠。

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今日は草津に降りず、須坂方面に右折します。

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概ね下りでスイスイ進みます。

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プリンスホテル方面に右折します。

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寂しい山道を走っていく。また長野県へ。

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左に降りて行くと鞍部が見えてきました。こんな山奥にクルマがウジャウジャいる。

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再び群馬県・・ 危険なのでここから先はあきらめます。

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遭難するんですね。MTBなどで強行しちゃうひともいるのでしょうか。

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荒涼としていて清々しい毛無峠です。

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油断するとすぐ雲の中。こりゃ遭難するでしょうね。

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道を戻って須坂方面に。サルがたくさんいました。

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須坂に降りたら35度。暑くてかないません。

夏は長野でも暑いのです。

2022年5月31日 (火)

白沢峠(嶺方峠)、青鬼集落、小熊山林道

久しぶりに晴れ渡る週末の天気予報。

重い腰を上げて、久しぶりに長野にでかけてみることにします。

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大宮駅の新幹線コンコース。あれ?ガラガラです。

コロナ自粛がようやく終わりつつあるのに、ほとんどお客さんがいません。

なお、長野方面に行くコツは、長野どまりの新幹線に乗ることです。金沢行きが満員になっても、長野行きはガラガラなので輪行でも気兼ねありません。
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最後尾に自転車を置いて座席を倒してみました。リクライニングに支障ありません。

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長野駅は善光寺口で自転車を組みたて、朝9時に出発です。

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善光寺参道をまっすぐ北上します。御開帳でこのシーズンは混みそうですね。私は華麗に通過します。

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前回8年前と違って最短ルートの国道406号を走ったのですが、道が狭いわりにトンネルやクルマが多く、なかなか不愉快です。クルマが少なければ最高のサイクリングロードなのですが。

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長野市中心部から西へ約20キロメートルほど裾花川を遡り、裾花渓谷を抜けると谷がひらけます。山間に開く鬼無里(きなさ)は、小さく閉ざされた古い集落のようです。

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道の駅のように大きな農産物直売所の先に「いろは堂」があるので、休憩はそちらで取ります。

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実は山菜はあまり得意でないので、あずきとかぼちゃを頂きました。

長野コンビニでカツサンド食べて、ここで「おやき」食べて、今日は松本まで何も食べませんでした。

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この先はさらに風情が強まります。国道なのにこの長閑さです。

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たらたら長い登りも前回来て知っているので、我慢我慢の精神でクルクルペダルを回します。

白馬村、の標識を過ぎてもなかなか到達しないのですが、トンネルを過ぎると、素敵な景色が待っています。

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クルマやバイクが多かったのですが、どうにか自分の自転車だけ写真に収めます。

額縁写真を撮りたいのですが、おじさんが5分くらい動いてくれません。彼は彼で、私が自転車をどけるのを待っているのでしょう。睨みあいが続きました。

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白馬側の下りは道が広くなり快適ですね。

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国道に出ずに、静かな県道を北上します。

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カメラ小僧さまがたくさん立っていました。

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さて、長閑な集落としてサイクリストに有名な青鬼(あおに)なのですが、15%の坂をひらすら昇るつらい場所にありました。

サンダルSPDではなかなか疲れますが、なんとか脚付きせずに到着しました。

蝶々を見つけたのでパチリ📷

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青鬼は江戸時代〜明治時代に建てられた建築物が現存しており、白馬村青鬼重要伝統的建造物群保存地区に指定される集落。こんな山奥の渓谷から、さらに厳しい坂を上った奥にある、行き止まりの小さな集落です。

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観光地としては、何もありません。自販機もパンフレットもない。

しかし、こんなに美しい時間がありました。

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集落の上流部は日本の棚田百選にも選ばれているそうです。江戸時代に開田され、現在、50枚の田からなるこの棚田は、四方が山に囲まれおり、他品種と交配されにくい地形となっている。この特徴を活かし、特産品として紫米を栽培しているそうです。

アルプスが目を見張るほど美しい。しかし冬の生活は大変でしょうね。

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さて、麓に降りて、12時になりました。国道148号を南下することにします。

運よく強い北風。つまり追い風ですので、時速35kmですいすい進みます。

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青木湖は広くて緑色が映えており、彩湖みたいです(笑)

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JR大糸線が通過していきました。

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小熊山林道に入るのに、中綱湖から行くのか木崎湖から行くべきか。悩むところですが、クマもでる地域と聞くので、少しでもひとが多そうな南側から登ることにしました。

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キャンプ場の横からグイグイと、そして長々と登ってまいります。

クマはいないけど、サルはたくさんいました。

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延々と登って、少し下って、まだなのかなぁと嘆いていたら、急に司会が開けました。

ああ、静かで美しいところです。小熊山パラグライダー滑走場からは下界が広々と見渡せました。

(しかし脚力ないとツライですね。。)

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小熊山から下りて、温泉入って電車で帰るという選択肢もあるのですが、なかなか松本には来れないので、松本駅まで30kmちょっと走ることとにしました。

っていうか、木崎湖って信濃大町なんですね。数年前に泊まった温泉宿のそばを通りました。

高瀬川という大きな川沿いに快適な道があったので、追い風を受けて高速に進んでいきます。高瀬川って南に流れているんですね。松本の手前で方向を360度転回して長野に向かうようです。

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途中で大王わさび農場を通過。観光地は寄らないので通過!

この辺りは川がたくさん流れていて、何度も何度も橋を渡って、なかなか道が難しいですね。

ガーミン1030を新調したばかりなのですが、地図表示画面が大きく見やすくて助かりました。

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松本駅到着は17:20。今日のサイクリングは135kmで終了です。

観光地は見ない主義?なので、松本城には寄らず。浅間温泉には行きたかったかも。

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駅弁とビール買って、18:30特急で新宿に帰ります。

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やったー!今日初めてのお食事は牛肉弁当でした。

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久しぶりの長野、楽しかったなー 

次回は温泉泊まって、ゆっくりしたいなー-

2021年10月31日 (日)

紅葉の雲場池から車坂峠・コマクサ峠・地蔵峠へ

ちょうど土曜日は全国的な快晴!紅葉日和でもありますし、自転車で行ける2000m峠のコマクサ峠には徒歩でしか行ったことがなかったので、これを機に自転車チャレンジです。

ルートは、軽井沢駅→雲場池→千メートル林道→チェリーパークライン→高峰高原→コマクサ峠→地蔵峠(湯の丸高原)→東御嬬恋線→海野宿→上田駅です。SUMさんのブログを参考にコースを練ったのですが、不勉強でコースがよくわからず、千メートル林道で右往左往して時間かかっちゃいました。

感動の紅葉と大パノラマ★高峰高原・嬬恋パノラマライン : 自転車百景 (ldblog.jp)

2000m級に登るので、起毛ジャージと冬用タイツ。グローブは薄手長指と冬用の双方を準備。あとウインブレも必要です。曇ったら零度近くに下がるはずです。カメラはソニーαに望遠レンズ。まあ坂では重くて邪魔になりましたけどね。

軽井沢駅に朝9時に到着した列車は満員。コロナ明けの紅葉日和だけあって、全然座れません。朝6時半に家を出るとこの時間になっちゃうんですが、もっと早いほうがよいですね。

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軽井沢駅前の並木も紅葉感が出ていてグッドです。

朝からヒトとクルマだらけの朝の軽井沢の街を北西に向かうと、すぐに雲場池です。駐輪場は既に満車。人込みに紛れてシャッターを押します。

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絶好の青天なんですが、すこし葉の赤色の彩度が低いですね。あと3日後くらいがピークだったのかな。念のために他の方の今日の写真を検索してみると、みんな葉の赤色はどんよりしていました。

別荘地の素敵な黄金色の中を突き抜けて、いったん国道18号にでます。

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中軽井沢駅で国道146号に出て、今日最後のコンビニで補給します。星野リゾートあたりクルマがたくさん路駐していましたが、この辺は紅葉の名所なんでしょうか。先のある私は国道を上ります。が、実はどこから千メートル林道が始まるのかよくわかりません。クルマがたくさん出てくる「軽井沢千ヶ滝別荘地」という看板がここらしいので、さえるしてみます。「ほとんどアップダウンなく車も少ない」と聞いていたのですが、急に上り坂になるし、クルマやトラックがやたら多いですね。まあ途中で「千メートル林道」の標識があったので、この道でよいようです。

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(あれ?ここは職場の保養所の入口では。。)

別荘地のなかを過ぎ、鬱蒼とした森林の中に入ったりして、こんどは「チェリーパークライン」をいつのまにか通り過ぎたのかと不安になりました。右手に木々の間から見える黒斑山が、まだだよ!って教えてくれます。むかし浅間山に登ったことがあるので、地形にはなじみがあるのです。

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ぱっと開けた農作地から、八ヶ岳と富士山が見えました。ここは気持ちいい!このあたりまで来ると車は少なく、熊のほうが多そうです。。

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そうこうしているうちにチェリーパークラインにたどり着きました。高峰高原まで11km1000m登るようです。ボトルの水が三分の一しかないけど、補給できる施設が全くないので、このまま上ります。

1kmごとに標識が立っていますがガーミンの高度表示とほぼ一緒です。13%とかの坂が延々と続きます。気温は13度くらいですが、なにしろ快晴無風で陽射しが強く、南斜面の急坂なので暑い暑い。汗だらけです。チェリーパークライン途中は水場もトイレも雨宿りできる場所も全くないので注意が必要ですね。それにしても坂がきつい!もう二度と来るもんか!

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ただ景色は素晴らしく、しょっちゅう写真撮影と称して休みました。クルマは毎分一台くらいの多いペースですね。SUMさんのような素晴らしく輝くような写真は撮れなかったけど、それなりにキレイな秋の山の景色に癒されます。2000mから眺める八ヶ岳や富士山が嬉しいです。八ヶ岳は大きい。爆裂する以前はさぞかし大きかったでしょうね。平地部分が曇っているけど、この理由はあとでわかりました。

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久しぶりの高峰高原の駐車場は満杯。レストランはガラガラ。ただSUMさんおススメのビーフシチューは売れきれていたので、ビーフカレーをいただきました。

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ここからは未舗装の林道で西に向かいます。北側には四阿山も見渡せます。

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むかし宿泊した高峰温泉まではスキー場のなかの見晴らしのよい道。温泉から先は急に石ころが大きい荒れた林道になります。

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数キロですから押し歩いてもいいかもしれません。くるまが通ると埃がひどいので、いったん横にずれて待機したほうがよさそうです。タイヤはグランプリ5000ですからオフロード向きではありませんが、まあガンガン走っちゃいましょう!あ、ロードバイクなんですがペダルはクランクブラザーズなんです。泥歩きしてもヘッチャラなんですよ。

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豪快なオフロードを満喫したあと、未舗装が終わる地点で展望が開けます。ここがコマクサ峠なんですね。ちょうどサイクリストとすれ違い、地元の管理人と話したりしてたら、峠の看板を探すのを忘れてしまい。代わりに駐車場で写真撮影。自転車で来れる2000m峠としては、大弛峠2360m、渋峠2171m、麦草峠2127m、大河原峠2093mについで5番目に高い2060mです。 

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ここから地蔵峠はすぐだと思っていたら、結構下るんですね。冬ジャージでも寒い。日は出ているけど気温は8.8度を指していました。途中のスキー場でカモシカをパチリ。

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地蔵峠は標高1754m。身体は冷えたけど、ソフトクリームは欠かせません。大きな巨峰ソフトクリームをいただいてさらに身体を冷やしました。

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ここは中央分水嶺。北側が利根川水系で太平洋に注ぎ、南側が千曲川水系で日本海に注ぐという、南北逆転した珍しい地域です。

 さて、現在時刻は14:34です。定番はここから北に降りてパノラマラインを経て愛妻の丘で愛を叫ぶのですが、万座・鹿沢口駅を15:23に乗らないと上野行きの特急に乗れず、夕飯までに帰宅できません。南に降りると上田か佐久平から新幹線はたくさんありそうです。ということで、今日は上田に降りることにしました。

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東御嬬恋線は坂もきつく、ダウンヒルはとても寒いですね。ガーミンのレーダーを装着しているので後続車が来るとアラームが鳴ります。ですから突然の追い抜きにびくびくする必要もありません。

 アトリエ・ド・フロマージュの横から、まっすぐ下降する農道があるので県道を離れます。この見晴らしのよさがいい!あちこちで野焼きをしています。ああだから平地は曇って見えるんですね。

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このまま高速道路と国道18号を過ぎて旧北國街道を西に行けばよかったのですが、ちょっと迷って18号線経由で海野宿へ。ここには昔から何度も訪れていますが、相変わらず美しいたたずまいを残しています。全く破壊されず、一方で観光地化されず。この大人しい宿場町が末永く残ることを祈るばかりです。

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海野宿からは旧北国街道をたどっていけば国道18号を通らずに上田駅まで行けるはずなのですが、大屋駅前の時差交差点の複雑さに気を取られて直進してしまい、クルマの多い国道を進んでしまいました。あと上田市街に近づくといくつもいくつも上田駅左折の案内が出るのですが、これは無視しなきゃいけないのにうっかりイオンの角で曲がってしまい、これまた遠回りしてしまいました。

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でも上田駅はさすがに新幹線が多く、すぐのすいてる「はくたか」で大宮までルンルンで帰宅しました。今日は距離も獲得標高も少ないけど、充実した日帰りライドでした!また行こうっと!(笑)

2020年8月12日 (水)

涼しい麦草峠

猛暑です。
涼しい山に向かおうと思い赤城山を検討していたのですが、どうやら群馬には東北の雨雲が少しやってくる模様。そこで、もう少し南の八ヶ岳を狙うことにしました。
最近秋ヶ瀬公園が通れず荒川も工事区間が多いので、実は今年になって坂峠道をほとんど登ってません。強いて言えば先週の北茨城くらい。まあ国道ですから山道ではなく、つまり、全く坂トレをしていません。最後に登った大きな坂は、6月の三国峠でしたね。。
ガイドブックによると、R299の八千穂駅から茅野駅まで54km。峠はちょうど中間にあり、獲得標高や斜度も両側同じとのこと。荒川CR経由で総武線から直通のあずさに乗って、西側から攻めることにしました。坂が緩いそうなので、3時間くらいで登れるんじゃないでしょうか。。
錦糸町駅朝7:08のあずさで茅野に向かいました。
えきねっとのチケットレスサービスだと200円くらい安くなるし、駅での待ち時間に気楽に買えるのでとても便利です。(前日予約しておいて乗り遅れたら嫌なので、いつも直前購入です。)
あずさの乗車率は半分くらいでしょうか。

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茅野駅で初めて北側に降りました。土器オブジェの前で自転車を組み立て、10:08に出発。国道152と299の重複国道を昇ります。途中のローソンでボトルの水と予備のアクエリアスを購入しました。152は結構ガシガシ昇っていくタイプの国道です。クルマがひっきりなしに追い抜いていきます。

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R299とR152の交差点は思ったよりこじんまりしていて、R299は八ヶ岳に直進するみたい。山全体が雲に覆われていて、ひょっとしたら頂上は雨かもしれません。

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獲得標高1300メートルを27キロかけて進むので、1時間に425m/9kmという感じでしょうか。時速1kmで走ればいいということになります。本日のギヤは最低34-25です。

標高100m登るごとにメルヘン街道の標高標識が立っていて、手元のガーミンと20mくらいしか誤差がありません。最低時速10kmだけを念頭に、踏み過ぎないようにゆっくり昇ります。

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その先、豪華な蕎麦屋さんやフレンチがたくさん続いています。それを過ぎたら別荘地に入ります。はあ、コレが有名な蓼科なんですね。曇ってるためか、とても涼しいです。

クルマは別荘地まではとても多かったです。路肩はほとんどなく、後ろから続いてクルマがやってくるので隅によけるのも大変、対向車も多いのでときどき後続車を堰き止めます。(10秒程度待たされるだけでイライラしてるクルマとか、バカじゃないでしょうか)
途中ほとんど休憩は入れず、2回ほど停止してサドルバックのアクエリアスを飲みました。何も食べません。坂が緩いので淡々とクルクルしてると、100メートルごとに標識が出てきます。

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麦草峠。標高2127メートル。アタック299の写真をよく目にするので、見慣れた標識を見たときは嬉しかったな。時刻は13時まえ、だいたい計画通りです。

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そのあたりからは下に降りる道がいくつか分岐していくのですが、国道299は遠回りなのか寂しい雰囲気です。
麓の大きなコンクリート橋をくぐるとR141交差点です。ここから十石峠かぶどう峠を越えて群馬に降りても良いのですが、ツイートによるとあいにく両方とも不通だそうなので、佐久平まで15キロのんびり走ることにしました。

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千曲川を渡って小海線の八千穂駅に出ると、良い雰囲気の集落です。日差しが暑いけど。千曲川の右岸を走るこの道は県道2号線。いかにも旧街道の風情で、いい建物、いい橋など満載です。

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臼田駅から線路を越えてすぐに龍岡城五稜郭です。日本に2つしか存在しない五稜郭のうちひとつ。松平家が幕末に築いたそうです。中には小学校が建っていますが、堀の様子など、きれいに残されています。

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中込には明治8年に建てられた中学校も残されていました。むかし九州ツーリングするとき中込に泊まったし、その後もこの佐久平付近はロードバイクで何度も走っているんですが、五稜郭とか中込中学とか、あまり観光はしたことありませんでした。今日は麦草峠のついでとはいえ、よい思い出になりました。

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五稜郭からは国道に出てイオンのかどを曲がって佐久平駅へ16時到着。やはりガラガラの北陸新幹線で帰京しました。

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今日の行程は、74.9キロで、獲得標高は1351メートルでした。
昨年夏の大雨と荒川CRの工事などの影響で、奥武蔵にサイクリングに行けない日々が続いています。ですから1年近く坂道トレーニングをしていないので、2000m級に登るのは無謀かと思ったのですが、涼しいのと、緩やかだったので、全く問題なく登れました。麦草より高い場所はほとんど存在しないので、大きな自信につながりますね。
今日の行程の俯瞰動画を作りましたので、こちらをご覧ください。

 

こちらは過去記事です

(乗鞍岳)http://pinapina.way-nifty.com/blog/2013/10/1992-ac9a.html

(渋峠)http://pinapina.way-nifty.com/blog/2018/04/post-0a22.html

(大弛峠)http://pinapina.way-nifty.com/blog/2010/08/post-98b3.html

 

2018年11月 3日 (土)

紅葉の野辺山と瑞牆山

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SUMさんのブログを見ていて、11月初旬の瑞牆山が美しそうだとわかったので、いてもたってもいられず、新幹線へ。

私のJR最寄駅は京浜東北線の川口駅。清里、野辺山へは新宿から中央線が近そうですが中央線の混雑はあまり好きでない。いつも大宮から新幹線に乗って佐久平乗換で小海線に向かうのです。

朝7:18の新幹線あさま車内で牛肉弁当を味わいます。

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佐久平から野辺山まで1時間半。10時に到着して自転車を組み立てます。野辺山駅には10回くらい来ているけど、年々侘びしくなってきますね。みどりの窓口も2018年10月で閉鎖されました。

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駅から数百メートルのセブンイレブンで補給したあと、駅前の道を南へ直進。ちょっとした坂を上ると平沢峠です。今日は快晴のはずなのに八ヶ岳は雲で覆われてきました(;д;)

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みんな大好き「分水嶺」。目の前に低い鞍部があるのに山の上で「分水嶺」ってちょっとばかにしている感じ。

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いったん山梨県の清里に降りて、クリスタルラインを行くと紅葉が映えています。

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山村と田園を縫う道、前方の左には三角形の飯盛山が見えます。

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クリスタルラインってほとんどクルマの来ない細い道なんですね。

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ススキに日が透き通っているのが好きです。今日は寒いと思ってパールイズミの冬ジャージ上下なんですけど、上り坂で陽がさしていると暑くて汗だらけです。

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塩川ダムまで降りてきました。

紅葉が奇麗なポイントに来るとなぜか曇ってくる。30分くらい待ったんですけど、縦長の雲がずっと太陽を隠しています。

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塩川トンネルのあたりは山奥感がありますが、ちょっと抜けると静かな山村に出ます。このまま増富温泉郷を突き進みます。

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紅葉のきれいな谷間を抜けて、分岐を左に曲がると瑞牆山荘。標高は1520mまで戻りました。ここで食べたハンバーグはソースが絶品でした。1400円です。

登山客のクルマが非常にたくさんありましたから、お昼時間に来るとレストランも満員かもしれません。この日はすでに14時。30kmしか走っていないのに。野辺山駅17時の列車で帰らなきゃ、あと30km頑張りましょう。

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みずがき公園はすぐだったのにきちんと寄りました。人がたくさんいたので写真撮影のチャンスが難しいですね。

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あとは信州峠までエゲツナイ激坂を上り、信濃川上の手前を左に曲がって野辺山へ。日没が16:45ごろなのであまりゆっくりはしていられないですね。

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結局野辺山駅には16時ごろに着いて、のんびり輪行で帰宅しました。

快晴の天気予報だったのに、ちょっと雲が多くて残念。でも旅情もあって素敵なサイクリングでした(o^-^o)

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2018年4月22日 (日)

渋峠の雪の壁と千曲川下り

今日は「旅情の会」で湯田中温泉に集合です。

2018年4月20日金曜日に草津白根道路が開業したので、快晴の21日土曜日にさっそく登ることにしました。(翌22日早朝に浅間山が噴火したので再封鎖されました)

一日目 (輪行)軽井沢駅→草津温泉→渋峠→湯田中温泉(泊)

二日目 湯田中温泉→栄村→十日町(輪行)

さて、今回は両日とも無風の快晴。けど、時差も解消せず、結局一睡もできないまま自宅を出たのでした。

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中軽井沢駅近くのセブンで補給してから群馬県の北軽井沢へ。実は9年前に軽井沢駅から湯田中温泉駅まで全く同じ道を走ったので、だいたいの補給場所は抑えているのです。

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北軽井沢駅から北上ルートは爽快な下りですが、振り向いて浅間山を撮ることを忘れてはいけません。

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一番つらいのは大津セブンイレブンから草津温泉の道の駅まで。10%が続くえげつない道です。暑いと死ねます。

今回は都合でリュックサックを背負って走ったのですが、いろいろ入れて20kgくらいになってしまい、腰と肩が痛くてつらかったです。

道の駅では\500プレミアムソフトクリーム投下。

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さて白根山を登り始めます。今年1月の噴火でロープウェイが破壊され運休していますね。今日は体調も悪くてここから何度も足を着いてしまいました。

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ときどき下界を眺めると気持ちいいです。

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なんだかんだでどうにか白根山レストハウス。開通翌日なのに雪は少ないです。

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駐車場もこんな感じです。右奥の展望台まで歩いていけます(翌日閉鎖)。

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白根山から山田峠を経て渋峠までの傾斜も結構きつくないですか?

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中央分水嶺。ちょっと感動しそうになりましたけど、軽井沢の碓氷峠も中央分水嶺だし、この稿2枚目の写真も中央分水嶺ですよ。。

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有名な渋峠の雪の壁。これでも例年の半分くらいの高さだそうです。

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雪の壁を上から見るとこんな感じです。車の見学客は上の駐車場に停めて徒歩で降りていきます。

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今回の国道最高地点はよく晴れていました。前回は霧で何も見えませんでした。

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渋峠から湯田中までの30kmの下りは、スノーシェルターの凍結注意です。スキー場が開いているのに道路には雪は全くありませんでしたけどね。あと今回はリュックを背負っているので、ブレーキバランスが難しかったです。ロードバイクに荷物はやはり危険かもしれませんね。

投宿した温泉は桃山建築が美しい温泉でした。撮影禁止なのでお宿のウェブから借用いたしました。

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二日目。

みんなバラバラルートの旅情班ですが、今日はナガさんと一緒に千曲川を下ることにしました。

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途中で少し丘に登って絶景を楽しんだりしちゃう。

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飯山駅を過ぎたら国道を離れ、県道95と408をのんびり流します。

この谷間の絶景こそ長野の醍醐味です。

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車も少ない山間の道を縫っていきます。

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栄村を過ぎて新潟から国道に戻ります。

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津南から左岸の道を進むナガさん、高速で追うかずみさん。

このあたりはツールド妻有で何度も来たことのある道です。

アップダウンに泣かされますが絶景に癒されます。

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ミオンなかさと入口の看板。ひょっとして常設なのかしら?

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気温も25度を過ぎ暑くなってきたので、蕎麦屋の2階で風に冷やされながら「へぎそば」をいただきました。

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この薬味は何と言ったっけ?

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蕎麦アイスもいただきました。

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十日町駅近くの温泉\600で汗を流し、館内でビールをじゃんじゃん飲んで輪行で買えることにしました。

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今回の旅情の会、2日ともよく晴れて素敵な長野の景色を楽しむことができました。企画のひよっこさん、そして集まってくれた皆さん、どうもありがとうございました。素敵なニッポンの思い出ができました(o^-^o)

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2015年4月25日 (土)

日本海へ!

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日曜日の始発の北陸新幹線で富山に入り、五箇山に宿泊する予定だったのですが、土曜日は妻も娘もオデカケらしい。そこで「大王」の日本海ツアーを思い出し事務局に連絡して急遽参加させていただくことになりました。

土曜日の軽井沢、ちょっと冷えます。

御挨拶のあと、さっそく18号線を走りだします。浅間山がお出迎え。

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軽井沢は標高1000メートルあり、桜もまだ満開でした。

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海野宿。朝早いせいか、観光客もおらず静かでした。

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途中で千曲川沿いを走ります。千曲川は年に何回か走るけど、18号線は初めて。ちょっと交通量がありますが快適に進みます。ただし、今日はずっと向かい風でした(;д;)

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屋代から18号線を離れて千曲川沿いに進みます。

ちょうど桃の花が美しいですね。

高校のとき、後輩(男)と18きっぷで屋代に来たことがあります。屋代から小布施に私鉄に乗って一緒にサイクリングしました。川中島の戦いに興味があると言っていたので、この辺も一緒に自転車で走ったかも。いま彼は国会議員ですが、私のことを覚えておられるでしょうか。。

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ずっと向かい風で疲れてきたころ、道の駅オアシス小布施に着きました。坦々麺とリンゴソフトうぃいただいて元気を充電完了ヽ(´▽`)/

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満開の千曲川を少し走ります。

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桃源郷ってこんなところなんだろうなぁ

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なんて思っていたら18号線は山を越えるそうですww

緩やかで長い坂をヘナヘナ登ります。

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と思ったらさーーと下り。黒姫山と妙高が見えます。

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黒姫のセブンでちょっと休憩。

そういえば大王事務局のHさんの自転車、けっこう変わっています。

持ちあげてみたら、かなり重かったです。

でも快適で速く走れるとのこと。。。

脚力を考慮しないと何とも申せません。。

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野尻湖の象さん親子を過ぎると海まで下りだそうです。

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新潟県に突入。

ずっと下り坂なのに強い向かい風でツライです。

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高田の街に入って来ました。雁木が並んでいて雪国っぽいです。

25年くらい前に青森から鳥取に行く途中で通過したはずですが、まったく記憶にありません。

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今日は比較的余裕で夕陽に間に合いました

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交通量の多い国道18号は自分ひとりだったら走らないですねぇ。

数年ぶりに大王さんにお世話になりました。ありがとうございます。

この後は温泉に泊まって皆さんの武勇伝をお聞きして、楽しい夜を過ごしました。

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2014年10月21日 (火)

憧れの秋葉街道

秋葉街道を走って来ました。

1日目 佐久平~雨晴峠~乙女湖~茅野

2日目 茅野~杖突峠~分杭峠~しらびそ峠~下栗

3日目 下栗~兵越峠~浜松

冬ジャージでしたが、ずっと晴れて暑いくらいでした。

ペースは女性も入れたチームですので、のんびりです。

写真は1200枚撮影したので、いずれご紹介します。

1日目 

佐久平 9:30

茂田井 11:00

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長門牧場 13:45 ランチ

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雨晴峠 14:25

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茅野着 16:30

2日目

茅野発 6:20

杖突峠 7:20

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道の駅南アルプスむら長谷 9:30

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中沢峠 11:30

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分杭峠 12:00

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中央構造線露頭 12:30

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地蔵峠 14:50

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国道分岐 15:30

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しらびそ峠 16:20

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下栗着 17:30

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3日目

下栗発 8:00

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兵越峠 11:30

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秋葉ダム 13:30

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浜松駅着 15:40

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16:20 新幹線こだまで東京へ。

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2014年4月27日 (日)

嶺方峠

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サイクリスト垂涎の嶺方峠に行ってきました。

まっすぐ国道406号をたどるとすぐ着いてしまうため、戸隠を経由しました。

始発の長野新幹線で長野到着は8時過ぎ。

まずは善光寺まで北上し左折します↓

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善光寺付近は風情のある佇まいです↓

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頼朝山から県道76号を登ります。

いきなり10%の坂が続きますが、ゆっくりのんびり。

飯綱山を背景に桜の咲く長閑な芋井の集落です↓

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広瀬バス停↓

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戸隠も見えてきました↓

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戸隠宝光社から左折し県道36号へ。ずっと下って、ずっと登ります↓

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大望峠。戸隠から白馬岳まで見渡せるビューポイント↓

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ここからずっと下り鬼無里(きなさ)へ向かいます。

高橋の枝垂桜↓

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鬼無里の集落↓ 枝垂桜が満開の美しさ。

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ここから国道406号に復帰し西へ昇ります。

長野駅からまっすぐ来ればたったの20キロなんですけどね。

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だらだらした坂を登り続け、2つめのトンネルを抜けると嶺方峠。

午前中に来ないとアルプスが逆光になると聞いていたのですが、到着は12時30分。どうにか間に合いました。

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白馬に降りるとここも花盛りでした↓

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白馬からは県道31号と国道19号を東へ戻りますが、大型車が多くてタイヘン。桜が散る景色はとても綺麗なんですけど、同行者はローテしながらグイグイ行ってしまうので、写真が撮れませんでした(涙)。

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でもあっという間に長野駅。15時30分。

16時過ぎの新幹線でカンパーイ!!

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今日は輪行袋忘れたりスポーク折れたりいろいろ大変でしたけど、とっても綺麗な峠道を堪能することができました。

Pさん、Mさん、お疲れ様でした。