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カテゴリー「栃木とか群馬とか」の記事

2022年11月23日 (水)

小貝川を源流から終点まで走破しました

利根川を越えた先でいつも走っている小貝川ですが、源流部には行ったことがないので、晴れた秋の日に始点から終点まで走ってみることにしました。

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東北本線の宝積寺駅。最近キレイな施設ができたのですがいつも早朝なので全く様子がわかりません。

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とりあえず西に向かいます。小貝川の支流である五行川(本流である小貝川より大きくて長い)が形成した緩い平地が拡がっています。

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温泉併設で有名な道の駅たかねざわも華麗に通過して、ブドウ畑を登ります。この地点が小貝川の起点の丘になります。

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小貝川源流入口。栃木県那須塩原市になります。

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小貝川源流は小貝池とされています。

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池の上流には養鶏場がありますが私有地なので湧水点などは見ることができません。

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さあここから利根川合流まで全長111kmの小貝川の旅に出かけます。

国土交通省による流域図はこちら

一応下流に向かって下るんですが、ほとんど平らです。

この細い水路が小貝川でしょうか。ほとんど水がありません。

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数百メートル下るとちょっと水が出てきます。

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のどかな谷間の県道を走ります。

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初めて「小貝川」と書いてある橋を見かけました。

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このあたりからはどの橋にも小貝川と書いてあります。

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市貝市役所のところに広い県道交差点があり、道の駅もあったので寄ってみました。

まだ朝早いのでジェラートだけで我慢します。

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山間部から出て街も近いからか、県道のクルマも増えてきました。

小貝川自転車道なるものを見かけましたが、たぶん300メートルくらいしかないんじゃないかな。

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益子の駅は寄らずに裏側をくねくね、文化遺産的な鉄橋は真岡鉄道です。

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この南にはコスモス畑が広がってきました。小貝川も川幅10メートル以上あり、いつのまにか立派な河川です。

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11時。今回は賑わっている道の駅ましこでランチすることにしました。

1時間近く待って、栃木県産ポーク御膳を頂きました。とても美味しいんですけどロングライドの昼食待ち時間はもったいないですね。

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真岡に近づくと距離標が出てきます。

「小貝川77.2km」ですって。

利根川合流までの距離かと思ったら違ったんですけど、、その話はあとで。

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キリのい60.0km地点で筑波山を背景にカシャっと。

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小さな小さな牧場が河川敷の外にありました。

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水戸線をくぐって、五行川と合流するあたりは高速ではしりぬけます。

「小貝川ふれあい公園」はちょうどコスモス満開でした。

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五行川合流点より南は右岸を走らないと迷子になってしまいますよ。

年に何回も来ている福岡堰で筑波山を背景に記念撮影。

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水海道を過ぎたら右岸は工事だったので強制的に左岸に。

このあたりは、江戸時代まで鬼怒川が小貝川に合流していた地点です。

もっというと、下妻から下流の平野は縄文時代には海だったそうですよ。。

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大河っぽくなってきた小貝川。

平野で蛇行だらけなのも歴史を知ればよくわかります。

平成になってからもこのあたりで決壊しましたね。

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守谷市街をかすめて稲豊橋を過ぎると、間宮林蔵のお墓が小貝川土手から見えます(写真の大きな木の下)。

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常磐線鉄橋の手前の旧6号線(旧水戸街道)の横断は交通が多いので要注意です。

実は、左から八間堀(もと谷田川?)が合流するあたりで「小貝川〇km」の数字はゼロになってしまうのですが、なにも標識がありません。

常磐線を過ぎると「利根川から5.00km」の標識に替わってしまい、ええ!まだなのかよと思いながらペダルを回します。

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といいつつも、ずっと平地なのでしばらく行くと見慣れた「0.00km」に到着します。

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ああ、こかい川の大きな文字。ここがゴールです。

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ここから都内の自宅までも自走です。栄橋を渡って、手賀川に入ります。

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夕方の手賀沼。ひゅっと秋の冷たい風を浴びながら進みます。

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大堀川経由で江戸川へ。流山から見る三郷の夜景です。

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ということで、前後合わせて150kmの秋ライドでした。

天気予報に反してずっと向かい風でしたが、小貝川の美しい秋をじっくり堪能できました。

2022年11月12日 (土)

佐野蓬莱山の紅葉を求めて

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栃木県の蓬莱山の紅葉がピークだということなので、快晴の土曜日に行ってみました。

東武線でラクラク輪行、舘林駅です。

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夏ジャージだとちょっと寒かったので、朝食を取りにコメダに寄ります。

そしたら隣の品のよい女性に声を掛けられて「駅で自転車を組みたてていましたか?」と。

そしたらなんと、某有名自転車関係企業の創業者の娘さん。今は弟さんが社長をされておられると。私が大事にしている某イタリア自転車を日本に輸入しているかたじゃないですか。イタリアの事情とかいろいろ聞かせていただきました。

さて。

暖かくなってきたので、自転車に乗って北上します。蓬莱山までのんびり40kmです。

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以前、桜を見に訪問したことがある佐野満願寺を通りました。池がきれいです。

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せっかくなので、出流原弁天地にも寄っていくことにしました。

山の中腹に見える神社のふもとです。

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石灰岩でできた岩山です。

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鍾乳洞から湧き出た水が清く流れています。

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彦間川を越えて旗川沿いに谷を登っていきます。

このあたりは細い谷がたくさん並んでいて、どれも静かで雰囲気も抜群です。

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ちょっと雲が多いですが、陽射しが指すと汗だらけになります。ひなたで気温20度あります。

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今日の朝食はコメダで食パンを食べただけなので、おなかが空いてきました。

まだ11時前ですが、農家が蕎麦屋を営業していたので寄ってみます。

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なかなか古そうな建物ですね。

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梁がしっかりしていて年季も入っています。まだストーブに火は入れられていません。

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天ぷら大根蕎麦。大根も蕎麦も美味く、天ぷらも気が利いています。一番上の紫いろの根菜はなんだろうか。

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どうにか食べ物を得て、北上を続けます。

陽が射さない深い谷になると、ちょっと寒くなってきます。

お寺の碑が立っていますので、もうすぐでしょう。

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川沿いの道が終わるところが小さな駐車場になっていて、お寺らしき建物を3つほど。紅葉は駐車場なので写真を撮るとクルマが写ってしまいます。

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どうやらこの岩の壁が修験道的な感じなのでしょう。

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清流に紅葉でキメル。ちょっと紅葉は終わりかけですね。。

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同じ道を戻らず、林道牛の沢出原線に入ります。

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なかなか静かで気持ちいい道です。クマも出そう。

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途中でバイク一台だけすれ違いました。

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秋山川の谷を見下ろします。栃木の林道には結構見どころがあるのです。

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秋山川沿いに下っていくと葛生の町。石灰石の貨物ターミナル跡を横切って、栃木市に向かいます。

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琴平峠も300mくらい登るので、それなりに景色は楽しいです。

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毎度おなじみの栃木駅。

今日は栃木市でお祭りらしく、山車などが出ているようです。

明るいうちに帰宅したいので15時の電車で帰宅しました。

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今日は軽く80kmでしたが、山里の秋は美しく、峠越えも涼しくできました。

この辺はホームグラウンドとして活用したいと思います。

2022年11月 6日 (日)

妙義山と田口峠の秋

妙義山の紅葉がピークだと聞き、行ってきました。2022年11月6日の日記になります。

いつもの松井田駅で下車します。この国鉄電車もいずれ無くなるのでしょうね。

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駅付近にコンビニがないので見晴らしのいい県道の自販機でウォーターを補給します。ふだんは食料を持参しません。

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登り始めるとすぐに良い見晴らし。

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道の駅まですぐだったので、ここがピークかと勘違いしていたのですが、まだまだ急なのぼりが続きます。

夏ジャージの下に冬用長袖アンダーを着て、さらにウォーマーをしたたので、汗だらけですよ。。

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二つ目の大鳥居が中之嶽神社ですね。

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秋の岩山というのは美しいものでございますな。

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一気に下って下仁田に向かいますが、真っ赤な樹々をみるとダウンヒルで急ブレーキしちゃいますね。

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国道254に出て、すぐに鏑川の対岸に渡り、静かなポタリングを楽しみます。

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いつもどおり下仁田の街は脇道で回避して、県道45をさかのぼって「道の駅オアシスなんもく」にたどり着きます。

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レストランの蕎麦カレーはやめておこうかな。売店に行ってみると、鹿肉弁当がひとつだけ残っていました。生姜味がとても美味しく、絶品ですね。

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県道をさかのぼり、いつもの「布屋商店」を通りすぎます。

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砥沢集落。南牧村にくるたびに、廃屋が増えてしまうのではいかと心配です。

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活気のある大通りです。

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若い力と希望を。

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あららら。このあたりで唯一の商店「たけきや」さんは廃業してしまったようです。小渕優子ポスターが物悲しい。

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羽沢集落へ。深い谷なのですが、日当たりがいい集落にはヒトの気配も感じられます。

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秋も深くなると、ほんと陽射しが嬉しいですね。

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観能集落を過ぎて直進したら、もっと廃墟っぽい集落に来てしまいました。住んでる気配が全くありません。

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ここは熊倉集落ですね。長野県に越えて国道254につながる林道大上線は、何年たっても閉鎖されているので、ここで引き返します。

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観能まで戻って、馬坂集落を通過します。このあたり、県道の北側が群馬県、南側が長野県という県境を進むのです。

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狭岩渓。この美しい情景を楽しむひとが、どれだけいるのでしょうか。

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もう忘れかけている田口峠のヘアピン。ガーミンの地図があるので予想は付いたのですが、交通は少ないし、変な鳥の声はするし、正午過ぎなのにかなり寂しいです。

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今日の目的地は田口峠です。秋深い峠の山々。光のコントラストが激しすぎてうまく写真に撮れません。

田口峠の県境を越えると「日本で海岸線から一番遠い地点」なんですが、標高1000mあると夏ジャージではちょっと寒いので、そろそろ引き返します。

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深い谷の陽射しはあっというまに消えて闇になっていきます。

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寒いダウンヒルでも写真は欠かせません。ここは蝉の渓谷です。

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まあ下りなので下仁田まであっという間です。鏑川と南牧川の合流点、ここまで深い谷にいたので、とても広く見えます。

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下仁田駅に着いたらちょうど電車が発車しました。次の電車まで一時間あります。JRまで走ってもいいのですが、夕方にクルマと追いかけっこするのは嫌なので、ゆっくり輪行で帰ることにしました。

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下仁田電鉄の最後尾から、黄昏に染まる妙義山を見つつ、今日のサイクリングを振り返るのでした。

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群馬県南牧村。

とても素敵な村なので、年に数回は訪れたいですね。

2022年6月19日 (日)

ロードバイクで川俣桧枝岐林道から湯西川温泉へ

おはようございます!

加仁湯の素晴らしい朝風呂を堪能してまいりました。

朝ごはんもモリモリいただきますっ!

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朝8時半、名残惜しくも加仁湯を後にします。

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ありがとう、奥鬼怒ライド。

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昨日のヘアピンカーブを下っていきます。石の上を高圧のロードバイクで走ると手がガタガタします。腰は上げていれば痛くなりません。まあ中津川林道の半分の8キロしかありませんし。

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林のなかを滑走するNさん。

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川俣大橋の横から今日のメインイベントです。

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川俣桧枝岐林道。昭和40年の銘板。去年まで閉鎖されていたのですが、最近はオフロードバイクに人気とのこと。さっきNさんが川俣温泉の地元のひとに「クマが出るか」聞いたところ、「林道沿いに全く民家がないし、地元の人は全く通らないよ。携帯も通じないし、通るのはお勧めしないねぇ」とのこと。。。

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クマよけの鈴とベルを確認し、そして、スマホでビートルズを大音量でかけながら、出発します。ここから湯西川まで24キロ。現在地標高1000メートル、林道を経て1300メートルまで上昇し、舗装県道に出たら下るというルートです。

昨日今日とか、クルマやバイクが通るのかしら。。前人未踏だったら不安ですね。。轍の新しさや旗の新しさに少し安堵しながら、そして、急カーブでは大声で叫びながら、進んでいきます。

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全く機能していないカープミラー。。これって、誰も通らないってこと?

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樹々の隙間から見る川俣湖のエメラルドグリーンは美しいのですが。。。

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標識は変なほう向いてますし、路面もよくないですし。

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でもNさんは林道慣れしておられるようで、スイスイ進んでいくんですよ。。

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ワタシはサンダルですからね。泥で靴下を汚したくないですわ。。

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「ニューサイクリング」な写真。山旅だ。

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大事なことなので、もう一度言いますよ。

ワタシはサンダルなので靴下を汚したくないです。

あと、ロードバイクですから水たまりも嫌です。

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カーブごとに熊除けの魔術を使っておりましたが、ときおりオフロードバイクが通過していきます。生きた林道なんですね。轍も新しい。かなり安心感が増してきました。

一時間くらい走ったでしょうか。途中で合流する馬坂林道はずっと登りですが全線舗装されていて、頂上付近で田代沢林道との分岐に至ります。冒頭の雑誌でも紹介されていた県道350田代沢林道(下の写真右)は、福島県の水引集落に至る素晴らしい道だそうですが、こちらも長らく封鎖されたままだそうです。

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山神様。だれかいたずらしましたね。

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県道249黒部西川さんに入るとあとは下るだけです。ここが湯西川の源流部です。

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ロードバイクなので超高速で走り抜けて、30分で湯西川温泉です。

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Nさんが再訪したいとおっしゃっていた焼肉山道。前回きたとき、店主に「こんど来たら鹿を食べなさい」と言われたのでリベンジしにきました。

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鹿ステーキ。1300円。PayPay使えます。

鹿のお肉はちょっと固めで、鯨みたいな味でした。

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湯西川温泉駅までは快適な道をスイスイ行くのですが、トンネルが多くて、しかもトンネルの中は水浸しなので注意が必要です。

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ダム湖の荒涼にも心癒される感じです。

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最後の名所は湯西川ダム。

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あとトンネル二つで湯西川温泉駅です。

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輪行準備して、道の駅2階にある温泉に入って疲れを癒します。

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東武直通の特急はデッキが広くて、輪行には非常に嬉しいです。

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15:38の特急に乗れば、東京の自宅での夕飯に余裕で間に合います。

昨日も今日も60キロの余裕の行程。未舗装林道の探検であることを考慮すれば、そして最後の温泉を楽しむためにも、旅程には余裕が必要ですね。

今回も旅情たっぷりのプランをありがとうございました。Nさん、次回の旅も楽しみにしています💕

ちょっと加仁湯までロードバイクでトゥゲザーしてきた(奥鬼怒トレイルライド)

旅情派サイクリストのNさんから、久しぶりにご連絡をいただきました。

奥鬼怒トレイルライドイベント」を利用して、温泉に行きませんか?」

そういえば、10年前の「シクロツーリスト」誌で、尾瀬から奥鬼怒を経て会津まで走る特集記事を読んだことがあります。

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もともと奥鬼怒温泉は徒歩でしか行けない秘湯ですし、雑誌の奥鬼怒林道などはその後自転車も通行禁止になっていて、すっかりあきらめてしまっていたのでした。

ところが去年、コロナ禍の観光客大幅減に悩んだ温泉が、自転車のみ走行可のプランを始めたのです。

この秘湯の写真はよく目にするのですが、なかなか簡単に行ける場所ではないので、ずっと気持ちだけが高まっておりました。今回Nさんのご提案のおかげで初訪問できることになりました。

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東武線下今市駅に9時半に集合。といっても南栗橋駅からずっと一緒でしたけど。

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駅近くの道の駅「日光」併設コンビニで非常食としてクッキーを一枚購入。このあと2日間、コンビニどころか売店を全く見かけなかったので、出発時の調達は非常に重要です。

大谷川を渡ってすぐ県道245に折れます。この道は緩やかでクルマも少なく、旅情派のふたりともお気に入りの道です。

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集落のはずれの祠を過ぎると深い山道に入ります。

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小百川のつくる雄大な地形は、火山の火砕流の跡でしょうね。

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山の中にポツンとある民家。この道は戊辰戦争で会津藩が通った街道なので、昔の面影なども感じられるかもしれませんね。

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くねくねくねくね。今日は60キロしか走らないのでゆっくり行きますよ。

金土と晴れ予報なんですが、「ただし栃木の山沿いでは一時雷雨に気を付けて」という情報も。

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標高1000メートルの大笹牧場にて小休止。

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ソフトクリームは美味い。ランチにはちょっと早いのでいったん北の鬼怒川まで降りることにします。

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黒部の集落に降りたら、いままで何度も通っているのに気づかなかった黒部温泉というのを見つけました。横のドライブインもすいていたのでランチにすることに。温泉と食堂をワンオペで経営しているおばちゃん、コロナ禍でお客さんが減ったと嘆いておられました。

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山菜そば、美味かったです。

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この先にも蕎麦屋とドライブインは3軒くらいありますが、この状況だと営業しているかわかりませんね。

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川俣湖の手前にずっと登坂の長いトンネルが数か所あるのですが、いつも素通りの瀬戸合峡方面の旧道を通ってみることにしました。

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クルマは全くきません。サルが数匹いました。

あと、旧道からの眺めは絶景でした。

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鬼怒川が、巨大な溶岩を切り込んで、深い谷底を流れています。

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川俣大橋の開放感。新緑の旅情です。

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ここで再び標高1000メートルなのですが、ここから宿までは400メートル上昇します。

県道沿いの「またぎの里」は不定期休なのです。この山奥で、開いてるか開いてないかわからないのは、なかなか厳しいです。

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毎度おなじみの山王林道(これも奥鬼怒林道ですが)の分岐点に。

去年の秋に来たときは観光客でいっぱいでしたが、今日はひとを見かけませんでした。

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おやまあ、間欠泉は見られないのですか・・

10年前の投稿に間欠泉の写真をアップしておりますですよ・・・

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さて、休業相次ぐ川俣温泉郷を抜けて、奥鬼怒林道の入口に到達しました。

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ここからは未舗装になります。

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今日のタイヤはグラベルキング26cです。これを履けばロードバイクでもどこにでも行けるはずです。

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Nさんは林道慣れしていて、スイスイ行っちゃうんですよ。細いロードタイヤで。

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ヘアピンカーブを堪能するNさん。

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この林道はところどころ粗い路面になり、結構ガタガタします。軽いギヤでぐるぐる回します。

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「ニューサイクリング」な写真。

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未舗装路の長さは8キロくらい、手白沢までくれば終点はもうすぐです。

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尾瀬に抜ける本当の奥鬼怒林道は完全閉鎖なんですよね。。いつかここも走ってみたいですね。

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加仁湯。標高1400メートル。自動車で来れない秘湯なんですが、建物は立派で安心です。部屋に蟲とかいない安心感。

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部屋に入ったら、窓の向かいに鬼怒川の源流が流れ、対岸は大きな滝でした。

溶岩の柱状節理と、火山灰の堆積層の断層からシミ出てきているみたいです。

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それではカンパーイ🍺🍺

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露天風呂は女性専用と、混浴露天風呂がふたつ。その他に男女別の内湯、5種の異なる泉質をもつ個人露天など、多様な素晴らしい温泉が楽しめます。

加仁湯、秘湯なだけでなく、お湯自体が素敵です。ぜひぜひみなさんもロードバイクでチャレンジしてください。

2022年4月23日 (土)

小夜戸・大畑花桃街道から三境林道へ

日曜日は晴れ予報。ネットで話題の小夜戸・大畑花桃街道を訪ねてみました。

東武線の普通列車でのんびり、桐生線の終点、赤城駅です。

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自転車を組みたてている間は陽射しが強かったのですが、みるみるうちに雲に覆われてきました。

やっと出発してすぐの大間々駅を通過するころには寒くなって、夏ジャージで後悔しました。

天気予報をみると、なんと昼過ぎから降水確率が高くなってきます。

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国道122号はクルマが多いので、渡良瀬川対岸の県道257を選択します。

貴船神社では、鳥居と旧坂の間にあるトンネルをくぐっていきます。

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道が狭くて、クルマと自転車もすれ違いできません。

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水沼駅で休憩してから、小夜戸・大畑花桃街道に入ります。

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ちょうど桜が散り始め、幻想的な雰囲気を楽しめます。

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今日はここから戻るか奥に行くか悩みますが、とりあえず草木湖の国民宿舎でランチでもしようかと思います。

クルマも少ないエリアに入ると、農家のたたずまいも素敵です。

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花桃に覆われた農家。

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しばらく行くと、神戸駅への分岐点があったので、そちらに向かいます。

ちょうど汽笛が聞こえたので待機すると、数分後に列車がやってきました。

トロッコ列車ですが、花桃が邪魔です(笑)

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撮影地点から1分進むとこんな素晴らしい撮影ポイントが!

ダイヤも場所も調べないで行くからこんな残念なことになるのです。。。

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神戸駅(ごうど)はレストランになっているようなのですが、メニューはきのこカレーしか無いみたいだから、通過します。

ネットで調べたらいろいろ他にもあるみたいでした。。。

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少し引き返すと、国鉄足尾線時代の廃トンネルがありました。

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早速入ってみたら未舗装なので断念。

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お化けもでそうなので、そっと戻りました。

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草木湖まで来たら、雲が少し晴れてきました。悔しいなあ。

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国民宿舎サンレイク草木に来たら、週末はカレーを提供せず、1800円のバイキングのみとのこと。高い。お腹すいたけどそんなに払えない。泣く泣く引き返します。

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ランチのために大間まで戻るかどうかどうか悩みましたが、同じ道を戻るのはおもしろくないので、不動滝から林道柱戸線を上ります。

クマ出たらいやだなあと思って登っていったら、出てきたのはクマではなく、25%の激しく長い坂でした。

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頂上付近で林道三境線に合流し、すぐ三境トンネルです。またお化けが出そうなので必死で漕ぎました。

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トンネルを出て下りの林道は最高気分ですね。

斜面が光っているので近づいてみたら、ミツマタの群生でした。

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シーズン過ぎてましたが、素晴らしい群生を見つけました。

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それにしても、粗い路面ですね。

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桐生川の源流。こういう渓流に沿った林道って雰囲気がいいんですけど、ロードバイクで来るところなのかは疑問ですね。

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小さな集落の立派な神社。

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町まで降りてからランチしようと思っていたら、梅田ふるさとセンターというところで手打ちそばにありつけました。

 

 

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平野は平和です。振り返ると、あの山の奥に険しい渓谷がある。しかも自転車で越えられる。

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渡良瀬川に出て、すぐ輪行してもいいんですが、走行距離が短いので、渡良瀬川サイクリングロードを15kmくらい流すことにします。

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最近よく来る足利市駅。

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売店でお土産もゲットして、今日の安全サイクリングは終わりです。

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曇ってしまったのは残念ですが、花桃は素晴らしかったです。晴れた平日に、また来ようと思います。

2021年11月22日 (月)

足利の紅葉

足利の秋ポイント、鑁阿寺、もみじ谷、そして浄因寺を旅します。
今日の天気予報は最高18度の予定ですが、快晴で陽射しがあるようです。夏ジャージに、上下ウォーマーと黄色い蛍光ベストで出発しました。結局、陽の当たる登りでは汗タラタラ。日陰の下では寒くてブルブルという感じでした。
東武動物公園駅の寒いホームから乗り込んだ東武線特急りょうもう。紅葉シーズンなせいか、週末なのに座席は半分埋まっています。2人掛けで満席だとツライですよね。
足利市駅のコンビニでパンを2つと水を買い、9:20に出発します。目の前の渡良瀬川を渡ります。鉄橋って、手作り感があって、イイ。
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ちょっと行くと朝の鑁阿寺。
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本堂前の紅葉と本堂横の銀杏が美しいのですが、朝は陽射しがイチョウを照らしておらず、午後のほうがよかったかな。
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西の尾根を登ると突き当りに織姫神社、いつものように渡良瀬川を見下ろす眺望を前に記念撮影。今日は最高のハイキング日和です。
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近くのもみじ谷は、山の上にあります。ちょっと遅かったかもしれませんが、部分的には真っ赤な木々があるので記念撮影しました。駐車場はいっぱいで、ハイキング客がたくさんいました。
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丘から降りて、北に県道284を進んで行くと、Y字路で「浄因寺」の標識があるので左を進みます。
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里山から山に入り、公衆トイレを過ぎるとコンクリートの激坂が始まります。事前にウェブで激坂と知らされていたので我慢して登ります。18%、20%、そしてついに25%が出ました。
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かなり息が切れます。紅葉見に来ただけなのに。涼しいのに顔から頭から汗が滝のように流れます。25%でガーミンの写真を撮るのを忘れてしまった。。
突き当りの駐車場に着くと、クルマがたくさん停まっていました。モノレールは稼働しておらず、案内人もいません。お寺はいったん荒れ果てたあと、観光地として復活したとブログで読んだのですが、こんどのコロナ禍では経営はなかなか大変だったのでしょう。
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360段あると言われる階段を登り続けます。かなり急です。最近の輪行旅はSPDにしているのでどうにかなるのですが、それでも滑りますね。自転車ヒルクライムで息が切れていますが、徒歩で登るのは楽なので、コンビニで買ったアップルパイを食べながら、心臓は休めつつ登っていきました。
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いくつも出てくる山門をくぐり、本堂の右わきを登って振り返ると、本堂やらが秋の樹々に囲まれて美しくなっていました。事前に調べた岩屋や橋はこの先にあるのかしら?ちょっと登山道に足を踏み込みましたが、今日は自転車旅なのでやめて引き返すことにしました。
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本堂までもどると、庭の奥からハイキング客が出てくるので行ってみたら、ありました。葛飾北斎の行道山かけはしで知られた、お堂と橋です。
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紅葉も空を覆っていて美しい。つらい坂道を登ってきた甲斐がありましたね。
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県道284に戻り北上していきます。長閑な栃木の山村に癒されますね。次第に道は細くなり、予想以上に斜度もきつくなり、馬打峠へ。
サイクルベストだけではちょっと寒い日陰のダウンヒル。気温は15度。県道219を右折していくと、284よりはちょっとクルマが多いようです。北上すると左側に蕎麦屋を見つけたのでピットイン。11:30です。大盛蕎麦¥1000と野菜天ぷら¥650を注文。結構なボリュームで満足でした。
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さて昼食後は県道をさらに北上し、もう一軒ある蕎麦屋のそばの交差点を直進します。その山の奥になんと喫茶店があり、そこからうねうねと登っていくと松田川ダム、標高254mです。駐車場の紅葉が美しいのですが、堤頂には入れてもらえないのが残念です。
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ダムから少し引き返して、狭くて薄暗い林道があるのですが標識がありません。
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これが名草方面へ抜ける林道ではないかとちょっと入ってみると、前日光林道起点と書いてありました。
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これ、確か熊が出るんではなかったっけで?怖いので、あいほんでビートルズを大音量で再生しつつ坂を上ります。
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ぐいぐい上る薄暗い林道ですが、路面は意外とキレイで、林を抜けると青空が広がり気分も爽快です。自転車と一台すれ違い、クルマに2台抜かれ2台すれ違い、バイクに4台抜かれ2台すれ違いました。途中で老越路方面と分岐するので右折し、T字路で右折すると下り坂になります。狭いみちですが、駐車場にクルマが数台あり、その終点から砂利道を50mほどで名草の巨石群です。
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深い森の静かな谷のなか、幻想的な景色です。このぽつんとある巨石群は貫入花崗岩で、数キロ南東の出流原弁天にも同様に巨石が見られたことを思い出します。 花崗岩は、地下の深い所で、マグマがゆっくりと冷えて固まる際、マグマから石英、長石、雲母などの鉱物が次々と結晶になってできて互いに結晶を埋めつくしながら、生成されます。この古峰ヶ原付近の花崗岩は白亜紀のものらしいです。
 
さて、いま1時半でまだ4時間も走っていないのですが、東京の自宅に4時までに戻りたいので、足利市駅まで急ぐことにします。名草厳島神社から県道218号線に出て、ぐんぐん下っていくとJRの足利駅、その裏の渡良瀬川を渡れば東武線の足利市駅です。45キロの短いサイクリングでしたが、クルマが少ない快適な景色を楽しめたいので、大満足です。

2021年11月 3日 (水)

日塩もみじラインと塩那スカイライン

久しぶりに、まかだま氏とクルマ輪行してきました。去年の塩那スカイラインがとてもよかったので、今年も狙ってみます。

絶景の紅葉!幻の天空道路「塩那スカイライン」

東北道で塩原に入り、まずは日塩もみじライン。紅葉アップの写真なら東京でも撮れるので、山を紅く彩る情景を見たいのですが、朝が早いと日陰になっていたりして、なかなかうまく撮れませんね。

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まずは日塩もみじライン、ハンターマウンテン近くに美しい樹々を見つけたのでパチリ。

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続いて塩那スカイラインに向かいましたが、登坂口のモミジのところまで登ってきたら看板が建っていて、11月3日は13時までマラソン大会で締め切りというのです。そんなこと麓にも書いてなかったよ!あと2時間どうしよう。

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ということで、いったん町に出て、観光案内所のレストランに入ろうとしたら、まかだま氏が「マスク忘れたから店に入れない」と。クルマに戻ってマスクを取ってきてもらいました。

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徒歩数分の蕎麦屋に入って、穴子天ぷら蕎麦大盛を注文。サクサクの天ぷらと、細いながらも腹を満たすお蕎麦に大満足して、12時半になったので塩那スカイラインに戻り、10分ほど開門を待って突撃!

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この塩那スカイラインは7.1km先で行き止まりになっているので、あまり知られていないのですが、クルマも少なく、静かに紅葉の山々を楽しみたいひとにぴったりです。

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しばらく一緒に登っていたのですが、4.5kmくらいかな、ふと下の山を見ると、まかだま氏が手を振っているんです。写真を撮ってほしいのかなーと思って写真を撮ってあげました。

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今度は腕をバッテンしているから何かあったのかと思って急いで戻りました。

 

―――― 何かありました。

 

仕方ないのでヒルクライムはここで中断し、山々の写真を撮りながら下っていきます。

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そしたら自転車で登ってくる2人連れとすれ違ったので、こんにちは!と挨拶して素通りすると、、あれ、ひょっとしたらあのおふたりじゃないですか。

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いつも埼玉県を拠点にしている私たちが、栃木県の山奥で出逢うとはびっくり。さすが旅情サイクリングを続けていらっしゃるおふたりは、良い場所を良いタイミングで訪れるのですね。四季彩ペダルさん、綺麗なブログですのでこちらもぜひご訪問ください。

スカイラインを下りるのはあっという間です。帰路には「かんぽ」で黄色い温泉に浸かり、お土産の日本酒と温泉まんじゅうを購入。

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東北道に入るまえに道の駅でジェラートもいただきました。

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今日は渋滞もなく、栃木の紅葉をゆっくり楽しむことができました。まかだま氏の自転車になにもなければ。。

2021年4月 4日 (日)

桜のつくばりんりんロードで茂木のいちごアイスを

帰国してから一度も「茂木往復ライド」に出かけていません。

今日は暖かく、暑すぎず。久しぶりに道の駅もてぎまで往復することにしました。8年ぶりかな?

朝5時に自宅を出て、日の出直後の江戸川CRです。

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利根運河の桜並木はイイ感じです。

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利根川を経由して、守谷から小貝川CRに入ります。

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福岡堰で恒例のスナップ写真📷 湖の対岸に見えるのは筑波山。

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小貝川がときどき筑波山のほうに向くのです。

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今日は産総研からつくば霞ヶ浦りんりんロードに入ります。

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くねくね道。

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9時過ぎに真壁に着いたので、早速たかはしの肉おにぎりを頬張ります。

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2021/4/3は、満開から散り始めな感じ。でも、鉄道線路跡を自転車道にして桜並木を植えるなんて、とっても素敵です。

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岩瀬駅からも50号線を越えて北上します。

県道289→257→286→206がクルマが少なくて走りやすいです。

でもこの峠だけは急坂ですww。

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県道206にある小山のヤマザクラ。樹齢300年。県道にはみ出ています!

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さて、11時に道の駅もてぎに着きました。

先月オープンしたうどん屋のテラス席で休憩します。

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それから、今日の旅の目的は「おとめミルク」アイスです!

道の駅もてぎ/食べよう (motegiplaza.com)

注文してからイチゴを数個放り込んで、潰してくれるんですよ。

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こんなに大きくて320円。あー幸せ!

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さて、アイスを食べたらすぐ帰ります!

といいつつ、途中の和菓子屋「いい村」でのおやつは欠かせません。

菓子処 いい村 - 益子/和菓子 [食べログ] (tabelog.com)

ここの羽二重苺は超絶品なのでぜひ試してみてください。

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それにしても、栃木県の景色って素敵だと思いませんか?

山と森と田。これから新緑に包まれていくんですよ。

自転車旅じゃなかったらこの美しさに全く気付かないかもしれませんね。

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また峠を戻って茨城県に。

この峠を越えると、すぐに暖かい空気に包まれるんです。世界が変わったなあと思います。

(この峠の南は桜川・小貝川・利根川水系で、北は深沢川・逆川・那珂川水系です)

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帰路は桜川公園に寄ってみました。

平安時代は「西の吉野、東の櫻川」と歌われた桜の名所で、江戸時代に植えられた隅田川の桜もここから移植されたものです。

ちょっと見ごろは過ぎてしまったけど、今回も来れてよかったです。

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さて、つくば霞ヶ浦りんりんロードに戻ると、ずっと向かい風のようです。

しかし、素敵な桜吹雪が出迎えてくれました。

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ちょっと葉桜だけと、筑波山と撮れば絵になります。

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北条の手前の桜並木は見ごろでしたよ。いつもの名所でぱちりと記念撮影📷
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いつもの茨城県道133で南下し、福岡堰の有名な桜並木を再び通過します。

桜は終わったけど、小貝川の花筏を拝見できました。

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守谷で利根川を渡って、

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日没と同時に都内の自宅にゴール。

日の出から日の入までで257kmのアイスクリームライドでした。

2020年11月16日 (月)

大芦渓谷の鮮やかな紅葉と美味しい栃木を楽しむ

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栃木県の古峰神社近くの大芦渓谷というのが、紅葉がきれいだそうですので、行ってみました。

と言っても、古峰神社にはけっこう何度も行ったことがあります。東武線の栃木駅まで輪行して(階段が楽で、きれいなトイレ、コンビニとコインロッカーがある)120kmくらい山道を走ってくるのですが、今日は朝寝坊したかったので、鹿沼駅まで輪行することにしました。

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朝10:30の新鹿沼駅。例幣使街道の古い宿場なので趣はあるのですが、クルマ時代なので「ひとがいっぱい!」な感じはありません。

東武線に沿って北に向かいます。

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最初の寄り道は蕎麦屋。小代行川庵という店なのですが、古い豪農屋敷を蕎麦屋に仕立てたようです。部屋から見える庭の紅葉が鮮やかです。

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朝から大混雑で、30分待って入室、注文してから30分かかってようやくありつけました。手打ちそばも天ぷらも蕎麦団子も美味しくいただきました。

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食後は近くの下小代駅を訪問します。古い駅舎が保存されていますが、隣の桜の大木が立派なのです。春になったら再訪したい土地です。

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ここからは山道に入ります。

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小来川の集落を経て大芦川に伺います。この辺りの鄙びた静かな楽園のような情景が大好きなのですが、今日は晴れた紅葉日和だからか、クルマがちょっと多かったです。

大芦川の少し広い谷に出たら、西に曲がり古峰神社に向かいます。このあたりは両側2車線に拡張されているので、対向車を気にせず走りやすいですね。

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一の鳥居から神社には恒例の激坂なのですが、今日の大芦渓谷は手前を右に入っていきます。

おや、さっそく鮮やかな木々がお出迎え。

しかしまだ午後2時なのに谷底は真っ暗になってしまいますね。日陰は肌寒い。今日は夏ジャージに腕と腿にウォーマーを着たり脱いだり忙しいです。道が狭くて、紅い樹々がきれいだけど、だんだん暗くなってくる。坂はゆるいかな。そうこうしているうちに、路上駐車が多数ありました。小さいな橋に紅葉が覆いかぶさっています。

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これはキレイ!人並は絶えまなく、仕方なくそのままパチリ。美しい。

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次に、北側の斜面を川まで降りて、橋を覆う紅葉が透けてるシーンをパチリ。美しい。

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何枚も写真を撮りましたが、だんだん寒くなってきたので山を下りることにしました。もう3時なので今日は古峰神社を諦めます。(蕎麦屋に寄ったのがまずかったか)

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今日の夕食は自宅でなくて栃木市で食べることにしていたので、慣れた道を淡々と走り、久しぶりに栃木市内を観光します。

例幣使街道の古い町並み。

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旧栃木県庁を四角く囲む濠。

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巴波川の近くの倉庫。

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理髪店まで風情がありますよ。

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夕飯は観光案内所に併設された日光珈琲で、オムレツカレーをチーズケーキ。美味しい栃木を堪能しました。

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栃木駅からは東武線でラクラク帰宅です。

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ああ、やっぱり栃木はサイコーです!!

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