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2023年11月25日 (土)

紀伊半島の東海岸を行く(3)リアス海岸から新宮、太地、橋杭岩へ

紀伊半島東岸ツーリング3日目。漁村の朝。

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小さい入り江の上のほうまで家が連なっています。

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入り江の対岸から宿を眺めてみました。

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入り江の最奥から急斜面を登って国道に戻ります。上の方に見える橋梁が国道です。

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国道311号はある程度高い場所を水平に走っていて、リアスの各漁村には坂を下りて行かなければなりません。立ち寄ったら登り返さなきゃいけません。

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熊野荒坂津。神武天皇最終御上陸地だそうです。宮崎を出発して烏の引導で熊野に来た、という話は聞いていましたが、こんな絶壁なところだったんですね。ここに港もありませんよ。

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まあ1キロくらい行くと美しい漁村があるんですけどね。

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リアス海岸の上り下りって、海がきれいですね。

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三木里駅。

このあたりの紀勢本線は国道42号を離れて、リアス海岸の漁村をトンネルで結びます。

尾鷲から九鬼、三木里、賀田、二木島、新鹿、波田須、大泊、熊野市まで。

国鉄紀勢本線は、内陸を進む国道42号線から離れて、トンネルでリアス漁村を結ぶことにしたそうです。

結果的には熊野古道伊勢道をそのままたどったように見えます。

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国道311号から漁村に降りる標識に「サンマ漁発祥の地」となったので、その遊木漁港に降りてみることにしました。

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紀伊半島の東岸なのに、海が西側にあるという典型的なリアス漁港です。

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とっても、誰も歩いておらず、とても静かです。

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傾斜に張り付く家々。どこにもサンマ漁の説明はありませんでした。

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やはり高台にある国道のほうが見晴らしはよいですね。

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細い道をたどって港が見えてくる、その雰囲気がなかなかよいです。

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新鹿のまちは、白い砂浜を構えていました。

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いせ道。

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比較的大きな町ですが、誰もおらず、静かです。

遠い旅に来た感じがします。

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熊野古道は国道とは少しずれているので、古道を歩くひとのための案内が出ています。

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熊野古道は崖を登る登山道です。自転車は国道トンネルで一気に通り抜けます。

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辺鄙な場所ではありますが、紀勢本線の駅が数キロごとにありますので、意外と街道ウォークしているひとは多かったです。

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大泊。

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この集落を過ぎたところで、国道42号線とバイパスの二つが合流し、一気に交通量が増大します。

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自転車ルートは、ここで歩道を走って、横断歩道を押し歩くことになっています。

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歩道橋を渡ると小道の左に渡るように促されますが、

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すぐそこのトンネルで三度道路を渡らされます。

渡っていたら、突然トンネルから出てきた車にはねられそうになりました。

なんとこれ、車道なので、自転車は右端の歩道を通る必要があるそうです。(地図には歩道トンネルと書いてあるのに

さっき左に横断させられたのはなぜなんだろう。。律儀すぎるでしょ。。

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ともあれ、この鬼が城トンネルで紀伊リアス海岸は終わり、あとはずっと平地になります。

尾鷲の街道筋の街並みです。

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美味しいみかんあります

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とりあえず熊野市駅で記念撮影。

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熊野の街を南下して、ちょっとした岩山を2つ進むと、道の駅熊野花の窟というのがありました。

軽く鯛寿司を食べておきます。

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この道の駅は花窟神社の参拝駐車場に建てられたもののようです。

電車旅で来たとききは気づかなかったはずです。

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神社のご神体は、岩山でした。社殿も拝殿もなく、ダイレクトに岩を拝んでいました。

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国道42号を南下したらまた道の駅があったので、一応立ち寄ると、スーパーマーケットでした。全然道の駅じゃないよーー

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せっかくなのでオレンジジュースは飲んでおきましたけど。

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もうちょっと南下したらまた道の駅紀宝町ウミガメ公園というのがありましたが、この先にまた道の駅があるはずなので、今度は通過します。

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途中のバイパス分岐で悩みました(サイクリングルートは山にのぼるバイパスで街を避けようとしている)が、旧道を経て熊野川に達しました。

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熊野川で三重県から和歌山県に渡ります。

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新宮駅。むかしここでバスに取り次いで熊野大社に行きました。

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11月も後半で日が傾くのが早いですね。急ぎましょう。

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JR那智駅に併設された道の駅なち。

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紀伊勝浦駅。

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この辺はちょっとしたリアス海岸になっていて、山が海まで迫っています。

自転車は旧道トンネルで安全に抜けることができます。

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道の駅たいじ。バス旅番組で見かけたキレイな道の駅です。

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夕方3時すぎにランチ食べると夕食に支障がありそうなので、ソフトクリームにしました。

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太地といえば、クジラです。

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太地といえば、捕鯨船です。

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太地ってリゾート地なのかなと思ってふらふらしていたら、港もあるし高台の住宅地もあって、要するに迷子になったのですが、どうにか切り抜けて串本に向かいます。

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太田川河口の砂洲に立ち並ぶ風情ある住宅を抜けます。

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二級河川、ぶつぶつ川です。

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日本一短いんです。

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ぶつぶつ川の美しい湧き水は裏山から流れてきた湧水のようですが、実はすぐ横に紀勢本線と幹線国道42号線が走っています。

南西に向かいます。

けっこう交通量は多いです。

太陽の方向を向いているので、まぶしいですね。

ドライバーからは自転車が見えづらいかもしれません。すみません。

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どうにか日没前に橋杭岩に到着しました。暗くなると写真がきれいに撮れないですね。

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道の駅橋杭岩の目の前の民宿に投宿です。素泊まりなので安い。

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夕飯は民宿が経営しているうどん屋で。

このへん、昨日と同様にコンビニがないので、ビールやお菓子が買えないので、ご飯を食べてすぐ寝ますね。

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柿の葉寿司的なやつを食べて、満足です。

今日も楽しいサイクリングでした。

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