佐野蓬莱山の紅葉を求めて
栃木県の蓬莱山の紅葉がピークだということなので、快晴の土曜日に行ってみました。
東武線でラクラク輪行、舘林駅です。
夏ジャージだとちょっと寒かったので、朝食を取りにコメダに寄ります。
そしたら隣の品のよい女性に声を掛けられて「駅で自転車を組みたてていましたか?」と。
そしたらなんと、某有名自転車関係企業の創業者の娘さん。今は弟さんが社長をされておられると。私が大事にしている某イタリア自転車を日本に輸入しているかたじゃないですか。イタリアの事情とかいろいろ聞かせていただきました。
さて。
暖かくなってきたので、自転車に乗って北上します。蓬莱山までのんびり40kmです。
以前、桜を見に訪問したことがある佐野満願寺を通りました。池がきれいです。
せっかくなので、出流原弁天地にも寄っていくことにしました。
山の中腹に見える神社のふもとです。
石灰岩でできた岩山です。
鍾乳洞から湧き出た水が清く流れています。
彦間川を越えて旗川沿いに谷を登っていきます。
このあたりは細い谷がたくさん並んでいて、どれも静かで雰囲気も抜群です。
ちょっと雲が多いですが、陽射しが指すと汗だらけになります。ひなたで気温20度あります。
今日の朝食はコメダで食パンを食べただけなので、おなかが空いてきました。
まだ11時前ですが、農家が蕎麦屋を営業していたので寄ってみます。
なかなか古そうな建物ですね。
梁がしっかりしていて年季も入っています。まだストーブに火は入れられていません。
天ぷら大根蕎麦。大根も蕎麦も美味く、天ぷらも気が利いています。一番上の紫いろの根菜はなんだろうか。
どうにか食べ物を得て、北上を続けます。
陽が射さない深い谷になると、ちょっと寒くなってきます。
お寺の碑が立っていますので、もうすぐでしょう。
川沿いの道が終わるところが小さな駐車場になっていて、お寺らしき建物を3つほど。紅葉は駐車場なので写真を撮るとクルマが写ってしまいます。
どうやらこの岩の壁が修験道的な感じなのでしょう。
清流に紅葉でキメル。ちょっと紅葉は終わりかけですね。。
同じ道を戻らず、林道牛の沢出原線に入ります。
なかなか静かで気持ちいい道です。クマも出そう。
途中でバイク一台だけすれ違いました。
秋山川の谷を見下ろします。栃木の林道には結構見どころがあるのです。
秋山川沿いに下っていくと葛生の町。石灰石の貨物ターミナル跡を横切って、栃木市に向かいます。
琴平峠も300mくらい登るので、それなりに景色は楽しいです。
毎度おなじみの栃木駅。
今日は栃木市でお祭りらしく、山車などが出ているようです。
明るいうちに帰宅したいので15時の電車で帰宅しました。
今日は軽く80kmでしたが、山里の秋は美しく、峠越えも涼しくできました。
この辺はホームグラウンドとして活用したいと思います。
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