小貝川を源流から終点まで走破しました
利根川を越えた先でいつも走っている小貝川ですが、源流部には行ったことがないので、晴れた秋の日に始点から終点まで走ってみることにしました。
東北本線の宝積寺駅。最近キレイな施設ができたのですがいつも早朝なので全く様子がわかりません。
とりあえず西に向かいます。小貝川の支流である五行川(本流である小貝川より大きくて長い)が形成した緩い平地が拡がっています。
温泉併設で有名な道の駅たかねざわも華麗に通過して、ブドウ畑を登ります。この地点が小貝川の起点の丘になります。
小貝川源流入口。栃木県那須塩原市になります。
小貝川源流は小貝池とされています。
池の上流には養鶏場がありますが私有地なので湧水点などは見ることができません。
さあここから利根川合流まで全長111kmの小貝川の旅に出かけます。
国土交通省による流域図はこちら。
一応下流に向かって下るんですが、ほとんど平らです。
この細い水路が小貝川でしょうか。ほとんど水がありません。
数百メートル下るとちょっと水が出てきます。
のどかな谷間の県道を走ります。
初めて「小貝川」と書いてある橋を見かけました。
このあたりからはどの橋にも小貝川と書いてあります。
市貝市役所のところに広い県道交差点があり、道の駅もあったので寄ってみました。
まだ朝早いのでジェラートだけで我慢します。
山間部から出て街も近いからか、県道のクルマも増えてきました。
小貝川自転車道なるものを見かけましたが、たぶん300メートルくらいしかないんじゃないかな。
益子の駅は寄らずに裏側をくねくね、文化遺産的な鉄橋は真岡鉄道です。
この南にはコスモス畑が広がってきました。小貝川も川幅10メートル以上あり、いつのまにか立派な河川です。
11時。今回は賑わっている道の駅ましこでランチすることにしました。
1時間近く待って、栃木県産ポーク御膳を頂きました。とても美味しいんですけどロングライドの昼食待ち時間はもったいないですね。
真岡に近づくと距離標が出てきます。
「小貝川77.2km」ですって。
利根川合流までの距離かと思ったら違ったんですけど、、その話はあとで。
キリのい60.0km地点で筑波山を背景にカシャっと。
小さな小さな牧場が河川敷の外にありました。
水戸線をくぐって、五行川と合流するあたりは高速ではしりぬけます。
「小貝川ふれあい公園」はちょうどコスモス満開でした。
五行川合流点より南は右岸を走らないと迷子になってしまいますよ。
年に何回も来ている福岡堰で筑波山を背景に記念撮影。
水海道を過ぎたら右岸は工事だったので強制的に左岸に。
このあたりは、江戸時代まで鬼怒川が小貝川に合流していた地点です。
もっというと、下妻から下流の平野は縄文時代には海だったそうですよ。。
大河っぽくなってきた小貝川。
平野で蛇行だらけなのも歴史を知ればよくわかります。
平成になってからもこのあたりで決壊しましたね。
守谷市街をかすめて稲豊橋を過ぎると、間宮林蔵のお墓が小貝川土手から見えます(写真の大きな木の下)。
常磐線鉄橋の手前の旧6号線(旧水戸街道)の横断は交通が多いので要注意です。
実は、左から八間堀(もと谷田川?)が合流するあたりで「小貝川〇km」の数字はゼロになってしまうのですが、なにも標識がありません。
常磐線を過ぎると「利根川から5.00km」の標識に替わってしまい、ええ!まだなのかよと思いながらペダルを回します。
といいつつも、ずっと平地なのでしばらく行くと見慣れた「0.00km」に到着します。
ああ、こかい川の大きな文字。ここがゴールです。
ここから都内の自宅までも自走です。栄橋を渡って、手賀川に入ります。
夕方の手賀沼。ひゅっと秋の冷たい風を浴びながら進みます。
大堀川経由で江戸川へ。流山から見る三郷の夜景です。
ということで、前後合わせて150kmの秋ライドでした。
天気予報に反してずっと向かい風でしたが、小貝川の美しい秋をじっくり堪能できました。
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