妙義山と田口峠の秋
妙義山の紅葉がピークだと聞き、行ってきました。2022年11月6日の日記になります。
いつもの松井田駅で下車します。この国鉄電車もいずれ無くなるのでしょうね。
駅付近にコンビニがないので見晴らしのいい県道の自販機でウォーターを補給します。ふだんは食料を持参しません。
登り始めるとすぐに良い見晴らし。
道の駅まですぐだったので、ここがピークかと勘違いしていたのですが、まだまだ急なのぼりが続きます。
夏ジャージの下に冬用長袖アンダーを着て、さらにウォーマーをしたたので、汗だらけですよ。。
二つ目の大鳥居が中之嶽神社ですね。
秋の岩山というのは美しいものでございますな。
一気に下って下仁田に向かいますが、真っ赤な樹々をみるとダウンヒルで急ブレーキしちゃいますね。
国道254に出て、すぐに鏑川の対岸に渡り、静かなポタリングを楽しみます。
いつもどおり下仁田の街は脇道で回避して、県道45をさかのぼって「道の駅オアシスなんもく」にたどり着きます。
レストランの蕎麦カレーはやめておこうかな。売店に行ってみると、鹿肉弁当がひとつだけ残っていました。生姜味がとても美味しく、絶品ですね。
県道をさかのぼり、いつもの「布屋商店」を通りすぎます。
砥沢集落。南牧村にくるたびに、廃屋が増えてしまうのではいかと心配です。
活気のある大通りです。
若い力と希望を。
あららら。このあたりで唯一の商店「たけきや」さんは廃業してしまったようです。小渕優子ポスターが物悲しい。
羽沢集落へ。深い谷なのですが、日当たりがいい集落にはヒトの気配も感じられます。
秋も深くなると、ほんと陽射しが嬉しいですね。
観能集落を過ぎて直進したら、もっと廃墟っぽい集落に来てしまいました。住んでる気配が全くありません。
ここは熊倉集落ですね。長野県に越えて国道254につながる林道大上線は、何年たっても閉鎖されているので、ここで引き返します。
観能まで戻って、馬坂集落を通過します。このあたり、県道の北側が群馬県、南側が長野県という県境を進むのです。
狭岩渓。この美しい情景を楽しむひとが、どれだけいるのでしょうか。
もう忘れかけている田口峠のヘアピン。ガーミンの地図があるので予想は付いたのですが、交通は少ないし、変な鳥の声はするし、正午過ぎなのにかなり寂しいです。
今日の目的地は田口峠です。秋深い峠の山々。光のコントラストが激しすぎてうまく写真に撮れません。
田口峠の県境を越えると「日本で海岸線から一番遠い地点」なんですが、標高1000mあると夏ジャージではちょっと寒いので、そろそろ引き返します。
深い谷の陽射しはあっというまに消えて闇になっていきます。
寒いダウンヒルでも写真は欠かせません。ここは蝉の渓谷です。
まあ下りなので下仁田まであっという間です。鏑川と南牧川の合流点、ここまで深い谷にいたので、とても広く見えます。
下仁田駅に着いたらちょうど電車が発車しました。次の電車まで一時間あります。JRまで走ってもいいのですが、夕方にクルマと追いかけっこするのは嫌なので、ゆっくり輪行で帰ることにしました。
下仁田電鉄の最後尾から、黄昏に染まる妙義山を見つつ、今日のサイクリングを振り返るのでした。
群馬県南牧村。
とても素敵な村なので、年に数回は訪れたいですね。
« ブロンプトンで嬉野温泉へ | トップページ | 佐野蓬莱山の紅葉を求めて »
「栃木とか群馬とか」カテゴリの記事
- 渡良瀬遊水地でグラベル遊び(2024.06.10)
- 小貝川を源流から終点まで走破しました(2022.11.23)
- 妙義山と田口峠の秋(2022.11.06)
- 佐野蓬莱山の紅葉を求めて(2022.11.12)
「旅情」カテゴリの記事
- 樹海ライン走破しました(2024.10.19)
- 十和田湖一周(トワイチ)(2024.07.17)
- 沖縄サイクリングに行ってきました(2024.06.23)
- 紀伊半島の東海岸を行く(4)潮岬と一枚岩、最後にJR事故運休?(2023.11.27)
- 桜島一周サイクリング(2024.04.07)
コメント