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2022年9月の4件の記事

2022年9月23日 (金)

ビワイチ2日目 三方五湖から琵琶大橋を経て米原へ

おはようございます!と路面を見たら濡れています。ついさっきまで雨が降っていたようです。

雨が降らなさそうだから滋賀福井に来たのに。。

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とりあえず、今日は東京まで帰らなきゃいけないので、ゆっくり走って路面が乾くのを待ちます。

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昨日は三方湖だった湖がいつのまにか水月湖になっている。

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この道、湖面ギリギリなんですけど。

三方五湖は水位が安定しているんですね。

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アップダウンは少ないけど、夜間サイクリングは不可能ですね。

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↑ たぶん、梅栽培のために対岸からやってくるためのボート船着き場。

↓ このあたりの名産の梅の林。

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花回廊サイクリングロードと呼ぶようですが、公式ページは「三方五湖一周サイクリングコース」です。

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細い水路を伝って、久々子湖(くぐしこ)へ。ブログを書いていて思い出したのですが、前回ツーリングで来たとき(青森から鳥取まで)、久々子湖のすぐ東の美浜という海岸にテントを張ったのです。いまだと叱られそうですけどね。

ここから少し行くと三方五湖の最奥の日向湖(ひるがこ)なんですが、今日の琵琶湖の所要時間がわからないので、引き返して、菅湖を経て三方湖に戻ることにします。

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三方五湖の南岸は街になっていて、高速道もあり、にぎわっています。

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年縞博物館にやってきました。昨晩FBで友人から勧められたので(行きたいのに東京から遠くて全然行けないと)。

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最近見つかったものらしく、私が30年前にツーリングで通ったときには存在しなかったわけです。。

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国道27号は大型が多いような気がするので、若狭梅街道という県道を通ってみたのですが、かなり快適でした。

わかさカントリー俱楽部の横の抜け道を過ぎると、昨日訪れた鯖街道の熊川宿です。

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ランチにはちょっと早いですが、焼き鯖寿司食べちゃいます。

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ここからまた国道303で、昨日と同じ道を琵琶湖に戻ります。クルマは多くないんですが、大型車の割合が異様に多くて、圧迫感がありますね。

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今津からビワイチルートに再ログイン!晴れてきましたよ!

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清々しい湖岸のサイクリングロード。

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ただキャンプ場が多くて、車道のクルマが突然左折してくるので注意が必要です。全く自転車を見ていないので、こちらがブレーキを

掛けないと琵琶湖一周中に10回くらい死にます。

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路面の案内はこんな感じ。上級コースと低速コースが決められています。

湖岸のサイクリングロードは、実は3割くらいしか存在しなくて、低速コースでも交通量が多い県道や国道を走らされることも多いです。

高島ではいったん国道の立体交差を西に抜け、市街地を通らされて再度立体交差をくぐる。すると、、

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トンネルの向こうに湖が見える!素晴らしい情景です。

その直後には有名な白髭神社の鳥居もあります。ただし、国道の交通量が激しいので、道路の反対側の神社には行けません。ひどすぎる。

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この先、国道から湖岸寄りに分岐するのですが、狭い民家の間を抜けたり、湖岸から通り駅のほうを廻らされたり、けっこうめんどくさいです。国道を横断するときなんか、信号もないしクルマも全く停まってくれないので、かなりストレスです。(いつも自衛隊が停まってくれます)

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こんな長閑な田んぼと湖を見ながら走りたいのです、、

琵琶湖大橋より南は狭い県道をトラックと追いかけっこするだけのようです。そんな県道を走るのは時間の無駄なので、琵琶湖大橋から短絡ルートを進むことにしました。

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廃墟として有名なピエリ守山。

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クルマが続々と左折してきます。自転車道を横切っている自覚もなく、平気な顔で邪魔します。こんな危険な自転車道でいいのか?

そういえばこの辺にBIWAKOのサイネージがあるはずなんだけど、湖岸のキャンプ場とかに出入りするクルマが多いのでずっと右側を注意してたら、左側のサイネージに気づかず通過してしまいました。

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8月末の陽射しは強く、風も強くなってきて、修行僧のように頑張るだけです。

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昨日の朝みた松林を過ぎれば、右折して米原駅です。

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一時間に一本の「ひかり」号、15分後に発車!!

輪行準備間に合うことは間に合うけど弁当買ったりしたいので見送って、ゆっくり75分後のひかりで帰ります。

米原駅の駅弁、とっても美味しかったよ。

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ということで、今日も160lm走って私のビワイチの旅はおわりです。

また来ようっと。

北琵琶湖から鯖街道を経て三方五湖へ

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朝の彦根城。城下町の雰囲気が素敵ですね。
しかし琵琶湖に向かう車道に出たら大量のクルマ、クルマ、クルマ。意外と大都会なのです。
車道を全部突き抜けて突き当たると、松林の向こうに琵琶湖。ここからビワイチサイクリングロードにジョインします。
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まず遊覧船のりばに寄ってみました。クルマから自転車を出してる方もおられて、サイクリストがたくさんおられる予感です。
あれ、フロント変速が変です。インナーのまま全く動きません。全く動かないから、スプロケも大きい側数枚しか使えない。高速巡行できないということです。うーむ。ワイヤーが引っかかってる?よくわからない。でも自転車ショップもなさそうなので、このまま行っちゃいます。
青いルート表示に従って長閑な集落の道を走っていきますよ。どうやら高速で県道ばかり走る上級ルートと、ゆっくり裏道や歩道を走る初級者ルートがあるみたいです。せっかく琵琶湖まで来たのに県道でクルマと闘いながら走るのはつまらない。しかし、歩道をのんびり走ってたら1日では周回できないでしょう。で、いいとこどりハイブリッド戦略を取ることにしました。
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途中で水を買ったり、風景を撮影したりすることに、さっきの自転車乗りさんが追い抜いていきます。インナーでクルクルまわすと、今度は私が追い抜きます。ということで何度か追い抜いたり追い越したり。
高月の直進県道で追いつかれて、声をかけていただきました。岐阜のブルベライダーさんで、ビワイチ一周するんだそうでふ。私がRAAMのジャージを着ていたのでブルベライダーと思われた様子です。ここから北琵琶湖をご案内していただくことにしました。
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峠を2つ越えたら、国道を横断したり、景色がのんびりしている割には、なかなかビワイチルートは複雑なんですね。1人だと何度も迷ったかもしれません。
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マキノはむかし敦賀から南下して通った場所です。湖岸に沿った古い道を進んでいく感じ。ブルベライダー氏には今津のセブンイレブンまでご案内いただきました。
ここから小浜へは、国道303号を直進です。途中まで道が広くて走りやすいんですが、山間部のトンネル2つが狭くてなかなかつらいです。クルマは多くはないんですが、大型トレーラーの比率が多くて、自転車を抜けないと後ろでプシュプシュ言ってるのですよ。
とりあえず鯖街道で福井県に入り、小浜に向かいます。
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まあ峠を超えるとすぐ道の駅熊川宿なので、蕎麦と鯖寿司でランチにします。
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道の駅の裏が鯖街道の熊川宿になっています。
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観光客も多くはなく、いい雰囲気です。宿場を流れる水路も風情がある。クルマと違って自転車なので街の中を進めるのもグッドです。ちょっと霧雨模様なんですが、まあ涼しいですね。
この先は、むかし訪ねた古寺2つを再訪します。まずは山深い明通寺。鎌倉時代の本堂と三重の塔が国宝です。
階段が長いので、参拝は省略しました💦

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続いて神宮寺。毎年3月2日、奈良東大寺二月堂に香水を送る「お水送り」神事を行っています。
草生した参道が美しいのです。でも、全く参拝客が寄らなさそうですね。。参道が長いので、私も参拝は省略しました💦
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海が近づくと、山とは天気が異なり、暑くなってきました。コーラを補給して再出発です。
小浜駅の近くに鯖街道の出発地という碑があるはずなんだけど、ウロウロして見つけたのがコレ。
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これでいいのかなー 雑誌で見たのは商店街っぽいところだったけど。
小浜の街並みは結構雰囲気ありますね。
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住友飼料ですって。会社名かしら。ブランド名かしら。
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白忠。創業三百余年。
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こちらは旅館でしょうか。平入の寄棟造り。立派です。

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三丁町。国の重要伝統的建造物群保存地区だそうです。

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三丁町を歩いていると町屋の軒下に赤い布で作られた物が吊り下げられていて、往来する人の目をひいています。

庚申信仰の「身代わり猿」だそうです。

小浜では、平成二十四年に庚申堂再建四十周年を記念して大きさが違う五つの猿を作り、各家の軒先に吊るすようになったそうです。

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で、陽射しが強くなり暑くなってきたので、かき氷で休憩いたしました。美味しいです。

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小浜からは国道162号で三方五湖に向かいます。

途中の海岸はリアスで入り組んでいて、美しい入り江を何度か眺めることができます。

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田鳥漁港です。犬熊とか阿納とか、聞きなれない地名が続きます。

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途中のトンネルは広い歩道があるので安心です。トンネル毎に和歌が掲示してありますが、なにかゆかりがあるのでしょうか。

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世久見トンネルを抜けると、三方五湖で一番大きい三方湖が見えてきます。

船小屋。湖岸が入り組んでいて道がなかったので、昔は船で移動していたそうです。

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夕方4時になると日が傾いてきました。

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今日の宿PAMCO。三方五湖有料道路(自転車不可)の入口にあります。アウトドア系の宿のようです。カヤックツアーとかやってます。

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このあたり高級宿ばかりで独り旅お断りの旅館が多かったのですが、ここは一人旅でも宿泊できました。

なんと、宿のなかでクラフトビールを作っているそうです。

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ということで、三方湖の見える食堂でカンパーイ!!

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美味しい料理を食べ尽くして、福井県を堪能したのでした。

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彦根から160km。なかなかの旅情旅でした。明日は琵琶湖に戻ってみます。

2022年9月19日 (月)

晩夏の湖東ポタリング

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日本の北から南までほとんど雨予報の週末、東京で寝ていようかと思ったのですが、関西北部だけ晴れる見込みに変わったので、ビワイチに出かけることにしました。
琵琶湖には何度も行ったことがあり、一部は自転車で走ったこともあるのですが、ビワイチというキャンペーンになってからは未訪問です。近隣の懐かしい場所も合わせて観て行ってみたいと思います。
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東京駅まで自走して10:33の「ひかり」で米原に到着したのは12:47。どちらかというとランチは早めに取りたい私は、新横浜までに弁当食べちゃいます。
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米原駅に着いたら近江鉄道側の出口へ。サイクリングのキャンペーンやってますね。昔の近江鉄道米原駅はローカル線の雰囲気が豊かでしたが、いまは改築されてスッキリしています。
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今日は彦根に泊まるので、のんびり近隣をサイクリングします。
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米原駅からすぐにある、昔の新幹線高速実験車両たち。このSTAR21には乗ったことあります。懐かしいわ。
国道8号線(北陸道)に出てトラックに煽られ泣きながら中山道の旧道に逃避します。
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むかし中山道を踏破したことがあるので、この辺りは再訪ということになります。旧道の鳥居本宿に入ってまず目にするのが、有川という薬屋さん。何十年も前から同じ佇まいで迎えてくれます。
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続いて近江鉄道の鳥居本駅。昭和6年に建てられた洋風建築です。北陸道と中山道が合流する鳥居本は商業で栄えたので、モダンな建物が似合ったのでしょう。
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鳥居本のもう一つの名物は、蝋燭屋の看板です。大きな木造で目を引くのですが、今日はありません。あれ!?どうやら看板の博物展に貸し出している模様。写真を撮れず残念です。
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中山道を京都方面に進みます。田んぼと東海道新幹線しか見えない長閑な道です。街に入ると、近江鉄道が分岐する高宮駅です。多賀大社という神社まで伸びる支線、いつかは乗ってみたいと思ってきたのですが、今日は残念ながら自転車でお参りします。
キリンビール工場や田んぼの中をのんびり進んで、名神高速をくぐると多賀大社。なかなか大きく立派なお社でした。
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門前に飲食店がたくさん並んでいますが、さっき新幹線で食べてきたので省略します。
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ここは鈴鹿山脈の麓です。サイクリングのガイドブックで見たのんびりした山の端の道をゆっくり流していきます。この辺りの土地は琵琶湖に向かってゆっくり傾斜していて、家並みの中を豊かな水量の水路が音を立てて流れていきます。水車も置かれて長閑さを演出しています。観光客も来ないような狭い路地です。サイクリングだから巡り合える情景ですね。
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道の駅せせらぎの里こうらでちょっと休憩。地元の男の子たち、私のロードバイクを見て「ねえ!かっこいいね!」と歓声をあげていました。滋賀県は正しい教育をしているようです。
日差しが強くて、ちょっと疲労感あり。ブルーベリーのクレープをいただきながら休憩します。
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ここから新幹線と近江鉄道をすぎると、中山道に戻ります。ちょっとした観光名所としては、豊郷小学校旧校舎群と、伊藤忠兵衛の生家というのがあります。伊藤忠と丸紅の創業者です。
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主要県道を避け、敢えて集落の中を縫いながら彦根城に向かいます。おっと、ひこにゃんは今日は時間切れ。
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彦根の街にきたのは、小学生のときクルマで家族旅行して以来です。あのとき寄ったパン屋さんが彦根駅前だったはずですが、見当たらなかった。
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まだ明るいので、駅裏にある佐和山城に寄ることにします。駅北の大きな橋を潜って、妙に狭い家並みや山道を抜けたところにありました。彦根城からすぐなのに、とてもわかりにくい場所です。
今夜は駅裏のビジネスホテルへ。自転車はフロントに置けます。ホテルそばでラーメンを食べて(他に店がない)、1日目はゆっくりと眠りました。

2022年9月18日 (日)

18きっぷで箱根大観山と林道足柄幹線

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日本列島どこに行っても雨予報。のはずだったんですが、南関東だけ晴れるようなので、18きっぷで湯河原へ行ってきました。乗車は尾久駅。
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東海道まで直通ですし、駅自体が小さいので自転車担いでホームまでするなんです。便利です。
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2時間で湯河原駅。陽射しが強くすでに暑い。駅前で自転車を組み立てます。
ビワイチの時故障したフロントはインナーのまま。今日は登りも降りもゆっくり行きましょう。とは言いつつ温泉街の暑い坂をうだうだ登っていきます。補給は温泉のコンビニで済ませないと頂上までありません。
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ここは快晴で陽射しが強いのに、前の山は濃い雲に覆われています。雨が降らないといいのだけど。
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温泉街を抜けると急に車が少なくなるんですね。ゆっくりゆっくり上っていきます。途中で何台かロードバイクとすれ違いましたが、同じ方向に登る自転車はほとんどいません。途中の見晴らし良いところも霧でなにも見えず。
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電波塔が見えたらもうすぐ、の事前予習通り、すぐ大観山の頂上です。侵入禁止の有料道路の左に展望台、右にレストラン。自転車が全然いませんがバイクやクルマが百台単位でうじゃうじゃ。
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芦ノ湖はこんな感じです。残念。
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食事事情がよくわからないので、レストランでカレーを食べて、芦ノ湖に降りていきます。
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芦ノ湖まではスイスイ、湖畔の国道はクルマが多くて良くないですね。レストランもここは多いので、この辺で食べればよかった。よく来るエリアなのにランチ選択を間違えた。でも観光客が多くていやだけど。
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国道から左にそれて、湖畔の県道を進み、ロープウェイのしたを潜ると舗装されたハイキング道が続いています。歩行者がそれなりにいるので徐行して進んでいきますと、芦ノ湖の北の方に出てきます。
ススキの原まではすぐ。このへんにもレストランが多くて、ローディーも散見しました。そうかこの辺で食べればいいのか。予習不足でした。
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熊に注意するススキ原。ここがあの有名なところ場所?東北に行けば普通にみられるありきたりの空き地でした。
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三国峠に行くか悩んだんですが、クルマが多くてストレスマックス。それに麓は暑そうなので疲労も増えそう。今日は帰ることにしました。国道を避けて、ヤマトタケル碑が立つ林道足柄幹線へ。
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途中から荒れた道になりましたが、この辺りは碓氷峠というらしいです。群馬県の碓氷峠とどっちが本物なのか、ちょっとした議論もあるとか。
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林道足柄幹線は小田原の町の北までずっと下りです。川沿いに小田原駅を目指します。暑い!町は暑いです。観光を諦め、小田原駅前で即座に輪行準備し、駅前の喫茶店でかき氷。
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イチゴが乗っていて満足感ありです。
小田原駅ホームで軽くビールを流し込みます。やってきた東海道線の車掌さんは地元のローディーだそうで、この辺りの走りやすい道を聴いたところ、先ほどの林道をおすすめされました!
今日は距離は短かったけど、お気楽ポタリングということで、まあよかったです。
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