ヒャッホー!小豆島!!
姫路港から小豆島の福田港まで結ぶフェリーは、あまり多くありません。7:15、9:45、11:15、、、 小豆島での活動最大化のため始発に乗りたいところ。姫路駅前のホテルから姫路港までは数キロです。
小豆島を通る国道436号は、実は姫路から高松までを結んでいます。
姫路のイオンそば末広橋交差点から436号をたどって姫路港へ。自転車(と旅客で)¥1440のチケットを買います。自転車は他に2台しかいません。
おなかすいた。朝ホテルでサンドウィッチを食べて、姫路港で売店を見かけたんですけど、船内でなにか食べようと思ったら、休業。おなかすいた。。。
8:55に福田港に着いたのですが、港には売店が皆無。
食堂は昼まで開かない。
仕方ないので、何も食べないまま県道246で寒霞渓に登ることにしました。
サイクリストのブログで有名な「こまめ食堂」というのが、小豆島の西側にあるのですが、福田港に9時ですから2時間くらいつぶさなきゃいけない。で、南側を回っていくか、島の中央の山を越えていくか、悩んだんですが、涼しいうちに山を登ることにしました。お腹を空かせたまま。
途中で車が全く来ないのですが、途中まで展望が非常に素晴らしい道です。ひゃっほーとしか言いようがない。
頂上付近で寒霞渓道路を右折してぐぐっと下がったところにロープウェイ駅。ここが寒霞渓ですね。まだ朝10時半だから人がほとんどいません。絶景をバックにたくさん写真を撮ります。
おなかがすいたので「こまめ食堂」を目指して降りて行くと、もうひとつ絶景ポイントがあったので写真撮影。岩山の向こうに海が見えてまさしく絶景です。
ここを過ぎたら地上に出られるのかと思ったら、急なアップダウンがたくさん待ち構えていました。山岳の尾根の上下は、奥武蔵のグリーンラインみたいな感じ。おなかすいた。
ただこの道は小豆島スカイラインと呼ぶらしく、素晴らしい展望です。撮影ポイントもたくさんあるのであちこちで休憩しちゃいます。おなかすいた。
こまめ食堂は、海に近づいてから、また折り返して谷を登ったところにあります。島なのに千枚田が広がる美しい場所です。
到着したのは11:15ごろ、開店してまもなく、5人くらいしか並んでいません。最後尾に並ぶと「今からですと午後1時の入店になります」!!!おなかすいてるのに。
前のひとが注文した「弁当」という単語を聞きつけて、私も弁当を買うことにしました。弁当は作り置きなのですぐ買えます。
じゃじゃーーーん。
鯛が弁当箱からはみ出ています。¥1380。
農歌舞伎舞台のある神社でいただきます。いい天気。お店と違って密じゃない。美味しい。おなか満ちた。
ごはん食べたら12時、これから数時間かけて小豆島の北岸をぐるりと時計回りすることにします。県道26号海岸に降りて行き、北浦、小海、大部港と小さい漁村を駆け抜けていきます。集落と集落の間は緩やかなアップダウンがありますが、さほど急ではないので、クルクル廻していけば問題ありません。入り江の静かな小さな村にも醤油工場があったり、岬を超えるときは遠くの島々を眺められたり、採掘場では異世界を貫く直線道を快走できたり、小豆島の自然と風土を満喫できる素晴らしいエリアです。クルマも少なくて走りやすい。自販機もたくさんあるので、飲料は問題なさそうです。(食べ物はほとんど入手不可能)。
さて、福田港に戻ったら、国道436号を南下します。橘トンネルを過ぎると、急に大都会になります。草壁耕の周囲は小豆島でも大きな町なので、クルマも急増します。
安田の交差点で左折して南下すると、醤油工場や佃煮工場を通ります。いろんなソフトクリームがあるようですが、みんな遠慮したい味です。
ベイリゾートを過ぎたら海沿いに右折し西に向かいます。次第に細くなる、海岸沿いの道を終点近くまでいくと、小説「二十四の瞳」で有名な田浦分校跡です。本当に小さい分校ですが、小さな港が湾に開けていて、明るい感じがします。
岬の先端にある映画村はパス。いまやってきた道を戻って、国道436号を西に進みます。クルマが多くて急に走りにくくなりました。風景も家ばかりで、いままでのような長閑さはあまりありません。途中の道の駅「小豆島オリーブ公園」に寄ってみると、今度はオリーブソフトクリームというのがあったので、サイダーに載せて買ってみました。
今日の旅館は土庄です。国道436号は土庄港に着く前に南に迂回するのですが、そこにエンジェルロードがあるので、寄ってみます。ちょうど干潮で島まで道ができています。観光客も多いですね。
このあとは土庄町役場前の土渕海峡を見学します。「世界で最も幅の狭い海峡」だそうで、最狭幅は9.93メートルとしてギネスブックに登録されているとか。(でも、2月に見た井阿武島の海峡も狭い川みたいだったし、水はきれいだった。それに、人工的に狭くしてしまえば世界記録を狙えるんじゃないかと思いました。。。)
旅館は山の上。食事つきが取れなかったので、徒歩で山から下りて、夕飯は、目の前のこまめラーメンを食べました。小豆島の醤油と漬物を使っているとか。ソフトクリームのリベンジはこれくらいで勘弁してやります。
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