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2020年8月 3日 (月)

チャレンジ国道461走破

ようやく長い梅雨が明けましたが、東京は暑い。でも北関東は涼しそうですので(最高30度くらい)、前から考えていた「チャレンジ国道461」を実施することにしました。自宅からガラガラの東武線に乗り、下今市に着いたのは8時過ぎ。8:30に下今市駅を出発です。

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駅を左斜めに進むと、旧日光街道の杉並木が見えてきます。うっそうとした並木のなか、路面は今朝の雨で濡れています。とても涼しいです。

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杉並木道の最初の信号七本桜交差点がR461の起点となります。

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すぐに大谷川を渡ります。

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広い通りを数キロ進みますが、アメリカ風のモールを過ぎた芹沼交差点で右折し、旧道っぽい雰囲気の道を一機に下っていきます。高低差を考えると、R461踏破は、西から東に進むのが最適のようです。

大渡という集落で桝形状に進みます。

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集落の倉庫が雰囲気があってよかった。

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鬼怒川を渡ると船場交差点で右折。鬼怒川には渡船場に向かう旧道が残っていますが、川を見るかぎり、船で渡れるほど水量はありませんでした。ここから、左側に旧日光北街道を旧東武鉄道矢板線の跡が並走していますが、R461は田んぼの中を快走してゆきます。

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道の駅「しおや」は天然水かき氷が食べられるのですが、ちょっと朝早すぎた!今日はパスします。

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そのさき、玉生という交差点があるのですが、この平らなエリアが実は大きな分水嶺で、西側は利根川水系の鬼怒川、東側は那賀川水系の荒川になります。この県道62は分水嶺であるだけでなく、東北新幹線のそばに五行川の源流もあり、鬼怒川・利根川とであるのははるか南の取手の下流となっています。

さて、荒川を渡ると倉掛峠。この付近は日光北街道を呼ばれ、奥州の諸大名が日光に参詣する際に通ったといいます。その先、数本の川を渡り、ホームセンターの後ろに道の駅「やいた」があるので、ちょっと補給していきます。矢板の街を過ぎるとR4交差点で、数キロの並行区間となります。

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R4で箒川を渡ると、

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R461はすぐにR4をくぐるようになっています。

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R461は古代の奥州街道で、ひたすら直線を進むんですね。

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旧奥州街道は大田原で蛇尾川を渡ると県道72を北上するのですが、現在R461R400と併合して大田原の南側をバイパスしていきます。むやみに広くて風情がなかったので、旧道を行ったほうがよかったかなあという気もします。

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まだ暑くないですが、午後の阿武隈山地は暑くて時間がかかりそうですので、道の駅「那須の与一の郷」は素通りして、那須神社で記念撮影だけして、先を急ぎます。

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この先黒羽でR294から別れ、那賀川を渡ります。

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このさき、集落のなかで突然東に90度曲がり、ここから八溝(やみぞ)山塊に入ります。

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八溝山はジュラ紀に形成された古い山脈です。太平洋プレートがユーラシア大陸に沈みこむとき、剥離して浮上した付加体だそうです。2億年前の地形ですので、アンモナイト化石なども見つかるそうですよ。野上川沿いに東へ、1689年に松尾芭蕉がたどった道を進んでいくと唐松峠を越えます。

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峠を下り、須佐木の盆地で雲岩寺方面の太い道から右に離脱し、細い道を武茂(もむち)川沿いに下ります。このあたり、大山田集落は煙草栽培で繁栄し、将軍家光にも献上されたため江戸で大いに売れ、江戸マーケットの3割が「大山田煙草」だったとそうです。御前岩に休憩施設があるのでランチも取れそうですね。

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大前岩を過ぎて、突き当たると国道は左折。この付近は、日本で最も古く金が発見された地(那須のゆりがね)で、天平19(74712月に聖武天皇に報告されて東大寺大仏の鍍金にも用いられ、江戸時代になっても水戸藩の財政を支えたそうです。ここから東へゆるゆる登っていくと境明神峠。栃木県から茨城県に入ります。那賀川水系から久慈川水系になります。

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峠を下るとすぐ右に茨城の有名地ビール大子ブルワリーがありますが、自転車なので残念ながらパス。押川沿いに快調に下ると左手に趣のある旧上岡小学校が立っています。桜の季節は非常に有名です。いまは紫陽花が校舎を彩っていました。

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R461は常陸大子駅前を直進するバイパスとなっています。

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アユ釣りを見ながら久慈川を渡ると、道の駅「奥久慈だいご」です。久慈鳥の焼き鳥と、リンゴソフトをいただきました。

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道の駅からはR118と併用区間になっています。いつも車が多くて辟易する道なのですが、今日は比較的少なめ。袋田の滝入り口交差点でR461は左折します。今日は袋田の滝を見物せず、R461を直進します。高さ120メートルの袋田の滝は、1600万年まえの海底火山の溶岩だそうですよ。八溝山の2億年にくらべると新しいですね。なかなか急傾斜ですが、途中で久慈川を見下ろすと、よい眺望です。

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この先、R461最初のトンネル「新月居トンネル」です。旧道で越えられるらしいのですが、今日はR461縛りですので、新トンネルを進んでいきます。テールランプはずっと点滅させて走っています。

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トンネルをくぐると袋田の滝の上流部に到達するんですよね。滝の上に集落や温泉があるので、少し微妙な気分です。このさき生瀬の交差点でR461はカクッと右に曲がり、「棚倉断層」西縁に沿って南下します。八溝山地と阿武隈山地の間には、棚倉断層が東西2列が直線状に走っています。日本列島ができた際の横ずれ痕跡だそうですよ。

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断層沿いなんですが、途中で峠があり、大子町の滝川の上流を越えて常陸大田市の山田川の上流を下ることになります。

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15%の急な下り。逆ルートじゃなくてよかった!途中でコーラを補給。

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断層ならではの直線の展望を見て走りますが、竜神大吊橋の手前で急に左に曲がります。R461最後の酷道区間である北沢峠です。途中でバイパストンネル工事を見ながらくねくね登って、標識のない峠に達します。あと1年くらいで旧道は廃止されそうですね。

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麓に降りて、「棚倉断層」東縁を流れる里川を渡ると折橋宿。旧棚倉街道を越えて、ファミリーマートが立つ交差点がR349です。R349も秘境国道ですが、R461に比べると立派に見えてしまいます。この交差点から高萩まで、阿武隈山地越えの24kmです。

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しかし、この峠がなかなか長いのです。途中で峠頂かと思ったらまだ続いていて、背中は夏の日差しで暑いし。帰宅してから図面をみると、実は今日の最高地点でした。出発した今市よりも標高が高いのです。この峠も眺望なし標識なしでしたが、峠を過ぎてしまえば花貫川に沿って下るだけです。ここから、久慈川水系から花貫川水系になります。

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途中で花貫渓谷というのがあったのですが、R461縛りなので直進して今日2つめ3つ目のトンネルを過ぎていきました。名馬里ケ淵とか「海の見えるダム」とかアトラクションはあるのですが、電車の時間もあるので淡々と進みます。

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高速道路の高架橋をくぐると街になってきて、こちらはヘッドライト点けて時速40kmで走っているのに突然コンビニに右折してきた対向車にはねられそうになるなど、茨城らしい体験をしながら高萩の街に到着します。

安良川という交差点、道路標識が全くないのですが、右を見るとR461のオニギリが見えたので右折します。そのさき、街から出てしまって、日立市に入ってしまって、国道の標識がないなか不安なまま常磐線を越えたら海と国道6号が見えてきました。

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16:00R461の終点は、「国道461号入口」という名の交差点でした。

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このあと、花貫川の河口とかバンクシーの絵とか見てもよかったのですが、R6は車も多いので、めんどくさくなって高萩駅から輪行することにしました。駅前に海鮮の店でもあれば寄っていきたいし、温泉があれば入っていきたいのですが、いずれも全くないようですので、電車で帰ります。

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今日は139km、上昇1283m、下降1642mと、なかなか走りがいがありました。栃木、茨城は楽しい、改めてそう思いました。

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