10月なのに気温が30度を超えるというので、涼しいところを狙いに、赤城山ヒルクライムに挑戦です。
前橋ルートは直線ルートがやる気をなくすので、赤城神社から登る県道16号をチョイスしました。
桐生から赤城にかけて、東武線、両毛線、上毛線、わたらせ線が交差していてよくわからないですが、東武線終点の赤城駅までとりあえず輪行です。
赤城駅に着くと上毛線の電車が留まっていました。これ、学生時代に毎日乗っていた井の頭線のお古かしら。
最近少なくなった駅構内の踏切です。
9:00に出発。赤城駅からは少し国道で西に向かいます。岩宿遺跡を発見した相沢忠弘さんってこの辺りの方なんですね。相沢さんは東京までよく自転車で往復していたそうですよ。未舗装の国道17号って想像がつきません。
稲穂の向こうに広がる赤城山です。すぐ近くなのに写真だと遠く見えるんですね。
道端の曼殊沙華と赤城山。わくわくするなあ。
赤城神社には向かわず、農道を縫ってアプローチします。赤城南面千本桜公園ですって。
ここを抜けると県道16号でヒルクライムの始まりです。
気温は20度以下なので脚が快適にクルクルまわります。
もちろん今日もSPDサンダルですよ。親指や小指が当たらないから痛くならず、シューズよりいいかもしれませんよ。
カーブは80弱あるらしいのですが、25くらいで赤城温泉です。ここを右に行くと涼しい木陰でスイスイ登れちゃうはずです。
あれ?右に曲がったらすぐ「全面通行止め」の看板が。あれれ?
楽しみはこれからなのに。工事中の看板もないから工事用車も通行していない模様。クマがこわいから、堂々と引き返しますね。
ふもとの赤城神社に降りてきたら「通行止め」の案内がありました。
まあここで看板を見つけても県道4号ルートで頂上に行く時間はないんですけどね。
ここで10:30。赤城神社でどうするか悩んだんだんですけど、とりあえずご飯を食べたいと思います。
からっ風街道まで降りてきたら山の中の交差点にうどん屋があったので、まだ11時ですけど大盛食べちゃいます。
ヒレカツ丼¥800+ひもかわうどん¥500です。伸びるとくっついちゃうので急いで食べたほうがよさそうです。
お腹がいっぱいで動けない。下りルートしか選択肢がなくなりました!
まだ高台にいるんですね。まだ涼しいですよ。
県道333号を東に行くと渡良瀬川に行けそうです。車も少なくて気持ちいい。
谷の向こうに広がる集落。渡良瀬川の渓谷ですね。こういう景色が大好きです。
国道122はダンプ街道なのに道幅が狭く、私の最も苦手な道です。対岸の県道を選択することします。
で国道から橋に向かったら、風情のある上神梅駅と遭遇しました。
大正元年の建築だそうです。
地元のかたが用意したと思われる座布団。
木造駅舎とほおずき。
列車が来ない時間帯は改札を鎖で閉じていたんでしょうね。木のすり減りかたが歴史を感じさせますね。
渡良瀬川を渡り貴船神社を過ぎると県道257号は心細くなります。これじゃ国道のう回路にはなりませんね。
ヘッドランプとテールランプを常時点灯にして進みます。
数キロで少し広い農地が見えますので、再度川を渡って水沼駅です。
水沼駅温泉は¥600。入るときに籤を引いたら「温泉無料券」が当選しました。一年間有効だそうですので、また来なくちゃいけませんね。
温泉を14時に出て、10km下流に走ると赤城駅です。
売店でお土産をみたけど、まあ今日はいいかな。
ここから3回乗り換えて都内まで帰宅。
ヒルクライムできなかったけど、美食と温泉と納涼ができて、楽しかったです!