西明寺巡礼
江戸時代より古い三重塔って実はあまり残っていないのですが、茨城県桜川市から栃木県益子町にかけて、なぜか固まって現存しています。
今回は小貝川をさかのぼって、益子の西明寺にお参りし、時間があれば小貝川の源流点まで行ってみようと思い、朝5時に自宅を出発。
中川から見る朝日が美しいです。
江戸川から利根運河に入り、東武野田線とこいのぼり。
利根川を越えて守谷のコンビニで朝食し、小貝川の右岸に入ります。
まいど福岡堰。ここは何十回も来ているから眠っててもこれちゃう。
今日は筑波山が少し曇ってますね。
ずっと平地を流れている小貝川も、山が近づくと旅情が増してきますね。これは茨城栃木の県境付近です。
栃木に入ったら、真岡鉄道の鉄橋に出くわしました。
このイギリス製の鉄橋は明治27年製の土木遺産だそうです。
さて、久しぶりに益子駅に到着して、食べ物屋さんを探しますが、ない。なんにもない。
スマホでコンビニを検索したら駅裏数キロ。
道の駅益子はさっき気付かず通り過ぎちゃったみたいww
ここから西明寺まで数キロなので、とりあえず行ってしまうことにしました。
栃木県道262号益子公園線。 のどかな山村から激坂に変化する恐ろしい参道。
山奥なのにちょっと広めの駐車場に自転車を停め、石段を登ります。
かやぶきの楼門が威嚇しています。
うわぁ。三重塔がきれいだわー。
山奥の古刹って。。言葉にならない美しさですね。
斗拱の美しさにも心奪われる。
ロードバイクだと御朱印帳を運べないので、しばらく御朱印から遠ざかっていました。
で、今回は巨大サドルバッグに大事にしまって持参。
でもこうしてお寺にサイクリングしてみて、改めて思ったんですけど、私が自転車に乗るのはスポーツじゃなくて、お寺にお参りしたかったからなんですよね。
ところで社務所の横が蕎麦屋だったので山菜蕎麦をいただきました。食糧問題は解決です。
西明寺は山の最頂部かと思ったら、栃木県道262号益子公園線はぐいぐい激坂度を上げて登っていきます。数百メートル?
降りて、もうひとつ丘を越えたところに地蔵院。1194年に建てられた宇都宮氏の菩提寺だそうです。本堂は国指定重要文化財。こちらは観光客がいなかったですね。
地蔵院からは南へ県道297の峠を越えてきます。このあたりの峠は、南側が激坂、北側がゆるやかなので覚えておきましょう。
岩瀬駅まできたら、いつものりんりんロードをひたすら南下するだけです。
田植えはほぼ終わったようですね。
筑波山、すぐ横を通ってばかりで最近のぼってない。こんど遊びにきますねー
などと言っているうちに北条に着いたのが15時過ぎ。自宅までここから3時間半走るのは面倒になってきたので、つくば中央駅から輪行することにしました。守谷で各停に乗り換えて、六町までたったの45分。自宅に着いたのが17時半ですから2時間くらいの節約です。
往復で鉄道を利用すれば4時間くらいの節約になるのですね。。完璧自走主義、改めようかなー
« 春日部大凧まつり | トップページ | 銚子のお刺身まで250km »
「栃木とか群馬とか」カテゴリの記事
- 渡良瀬遊水地でグラベル遊び(2024.06.10)
- 小貝川を源流から終点まで走破しました(2022.11.23)
- 妙義山と田口峠の秋(2022.11.06)
- 佐野蓬莱山の紅葉を求めて(2022.11.12)
コメント