大雨の "DC BIKE RIDE"
3月くらいに申し込んだ DC Bike Ride。
首都の中心部を閉鎖して自転車で20mileつまり32km走れるというイベント。
もともとサイクルイベントがあまり好きでないのですが、米国で何もせずに帰国というのもナンですので、50ドル払って申し込んでみました。
そしたら、このあたりでは非常に珍しい大雨が何日も続いて、とうとう洪水警報が。当日早朝は雨音に悩まされて眠れないまま朝を迎えてしまいました。
もともとロードバイクで気軽に走る予定だったのですが、泥で汚れてしまうのが嫌なので、急きょファットバイクで出陣することにしました。ディスクブレーク、パンクに強い大タイヤ、そしてなにより、泥除け付きです。
サドルバックは完全防水なのでスマホを入れます。ハンドルには4K撮影できるソニーのビデオカメラを装備。ジャージは大会オリジナルの夏ジャージです。寒かったです。
スタート地点に着くと、ポトマック川はご覧のとおりあふれそうです。現に下流で一部あふれていて、ただでさえ短い32kmコースが数キロ短縮されてしまいました。
スタート前に国歌斉唱だそうです。
国歌が流れるとヘルメットを脱ぐひともちらほら。
予定より30分遅れて8:30にスタートしました。大雨で寒いです。
いくつかワシントンの名所を見ながら進みます。大雨で足下は悪いです。
私のファットバイクは目立つせいか、いろいろな人に声かけられました。「重い?」とか「エンジンどこだよ!」とか。ほかにも変わった自転車のひとがいろいろいました。
補給箇所は3箇所くらいありましたが、フィリピンバナナ でした。いつもコンタドールが食べてるので栄養にはよさそうですが、お腹にもたれるかも。。。
今回のコースは高速道路も通ります。普段クルマで通過する高速道トンネル、みんな興奮して叫びながら走っていました。
写真はビデオカメラから撮りました。雨しぶきも映ってますね。
古都ジョージタウンでは映画で有名になった「エキソシスト階段」前で折り返します。
高速道路を封鎖する首都警察。パトカーを横付けにするのがアメリカっぽいです。
ところで、路面の溝とか危なくないですか?
日本なら訴訟もんですよ。
アメリカだから皆さん慣れていますが。。。注意看板も何も無い。すべて自己責任です。
アメリカは「舗装されている」状態がこんな感じです。ファットバイクでよかったわー
いったんバージニア州にわたり、国道1号線をもう一度ワシントン特別区に戻ります。
(写真は編集の都合で順序が変わっています)
月の石が飾られているスミソニアン航空宇宙博物館を通過したら連邦議会、すぐゴールです。
記念写真を
顔絵が笑ってないのは作画技術の問題です。パールイズミの優良な雨合羽のおかげで快適に走れましたヽ(´▽`)/
議会前ではロックコンサートやっててライダーが踊ってますが、雨なので私は帰宅します。「モール」公園は未舗装ですがファットバイクならへっちゃら。ここは建国前は沼だったので今でもすぐ水たまりになりますね。
ジョージタウンの波止場に寄ってみたら、ポトマック川が増水して船着き場が水浸しでした。
東海岸では珍しい数日続きの大雨でしたけど、雨でもサイクルイベントに数千人も集まるアメリカの自転車文化には驚きました。けっこう楽しい思い出になりました