秩父鉱山と中津峡

（承前）

八丁トンネルを抜けたら　ひたすらダウンヒルです。

途中の滝で顔を洗ったら気持いイイ　

少し下ると鉱山の廃墟が目につくようになります。

これが有名な銭湯跡。左が男湯、右が女湯です。

続いて、秩父鉱山簡易郵便局。

この郵便局は廃墟でなく、現役です。

携帯電話もインターネットもある時代に、なぜ人のすまない山奥に郵便局があるのか、まったくの謎です。

郵便局の少し下流に、最初の自動販売機。

社員の福祉厚生用なのか、１００円で買えます　(*^m^)

鉱山の下流は険しい渓谷が続きます。

ツールの中継とかで深い谷間の道をみることがありますが、まさにそんな感じ。

陽も差し込まないような深い谷を縫って下っていきます。

こういうオーバーハングの崖を下を走るスリル。

結構落石も多いし、ランドナーのほうがいいかも知れません。

さっきの自販機で話したダンプに抜かれたと思ったら、前のほうで停車。

ドライバーが降りてきて、「自販機にポイントカード忘れたままだったよ」って手渡してくれました。

なんて心やさしい人なんだろう。ますます秩父が好きになりました。

国道１４０号に出てからは、荒川に沿って豪快なダウンヒル。

ダムとループ橋でパチリ　

足立区の荒川と違ってダイナミックです　(o^-^o)

長い国道を走るので、八丁峠攻めは、我々と同じ反時計まわりがいいと思います。

国道の下りは５０キロくらいで快走です。

２５キロ下流の三峰口駅まであっという間でした。

輪行の支度を終えたら駅前の蕎麦屋で反省会　

１時間くらいしゃべって、秩父鉄道に乗りこみます。

東武東上線に乗るしんすけさんは、寄居で乗り換え。

東武伊勢崎線に乗る私は、終点の羽生まで。

今日の走行距離は１７０キロ。

蒸し暑かったけど、奥秩父の素敵な自然に囲まれて幸せでした。

しんすけさん、今日もありがとうございました。