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2012年8月の1件の記事

2012年8月19日 (日)

蔵王ヒルクライムを試してみた

宮城県側から蔵王ヒルクライムを試してみました。

出発地点は泉中央。往路は山間部を通りましたが、遠刈田温泉までの50キロで獲得標高1000メートルも登り700メートル下るという大損をしてしまいました。

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経路はガーミンの800Jに任せていたら、愛子(あやし)の溜め池やダムなどを観光させられたり。

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蔵王大権現の石碑を拝見できる小道を案内されたり。

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2時間半で遠刈田(とおかった)温泉に到着。

公衆温泉はたくさんありますが、コンビニがないので注意が必要です。

古い商店でパンを買って休憩していたら、ヒルクライムを宣伝するバスが通過していきました。

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遠刈田を出ると本格的な登りが始まります。

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鳥居をくぐると、12%から14%の傾斜が連続します。

路肩は少ないし、たくさんの乗用車が容赦なくスレスレを通るので、結構、涙が出てきます 

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森林限界を超えると斜度は8%以下に収まります。

このコース、距離標や標高表示が全くありません。

ガーミンで標高を確認しながら登りました。

標高1400を超えると突風が吹き荒れていて、ハンドルがフラフラ。

クルマが通ると怖くて走れません。

それでも何とか山頂に近付きました。

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ここから噴火口の「御釜」には、自動車専用道の蔵王ハイラインを行く必要があります。御覧のとおり渋滞していました。

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このあたりがピークなのですが、、、

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宮城県と山形県の境は少し下ったところにありました。

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山形に降りると、また峠を越えないと宮城に戻れないので、ここで引き返すことに。

途中の茶屋で宮城名物の「ささかま」と山形名物の「こんにゃく」で構成されたおでんをいただきましたっ! 

ここではコーラが買えましたが、ほかに補給所がほとんどないので注意が必要です。

地図上は他にも茶屋がたくさん掲載されていますが、みな閉店していました。

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山頂はガスが覆っています。

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足元は大きな崖になっています(;;;´Д`)

このあたりからは、仙台の観音やドーム、太白山も見れましたよ。

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さて、帰路は、遠回りになるものの海岸に沿って帰ることにしました。

で、名取川の周辺の海岸はご覧のとおり。

松並木や住宅がほとんど消えており、水田も荒れたままになっています。

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復興を祈り植えられたひまわりが元気よく咲いていました。

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仙台亘理自転車道路は海岸すれすれに存在しており、復興工事のため走れないと想像されますので、内陸の道路を走りました。(仙台亘理自転車道路の走行記は、こちら

普通に生活が営まれておりましたが、この道路、左が稲穂がきれいに実っていますが、右側(海岸側)は津波にやられたのか、雑草が茂ったままです。海水に浸ると何年も耕作できないのですよね。。。

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七北田川の案内図は、何事もなかったかのように、昔のままでした。

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初めての蔵王ヒルクライムと、震災後初めての仙台市海岸部。

なんだかとても重たいツーリングになってしまいましたが、宮城県はとても美しい。もっと自転車で走りたいと思いました。

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