天生峠越え 国道360号
飛騨から白川郷に越えたのは、1992年8月25日でした。
※国道360号では補給はほぼ出来ませんので注意。
朝、飛騨古川の町を出発。
国道41号には円空仏のオブジェが。
宮川沿いに早朝の国道を走り、角川で国道360号線に入ります。
途中で和紙の工場(さんちゅうわし)を見学したりしてるうちに、雨が降ってきました。
カッパを着て淡々と進んでいるとこんな標識が。
通行止め
8:30-9:40 10:00-12:00 13:00-15:00 15:20-17:00
今は10時12分だから、2時間近く待つのかよ (;;;´Д`)
だいたいわずかな開通時間に峠道を走破できませんし 。。。(ノд・。)
ひとけのない山奥の国道でさびしく待つのもつまらないので、、
そろーりと進んでみたりしてしまいました。
すると、、
木の伐採ですか( ̄Д ̄;;
こんなんでずっと国道を通行止めにするなんて。。。
しとしとしとしと、山奥の国道を雨が濡らして行く。
通行止めのせいでクルマが来ないので、暇つぶしにパシャ
↑地面にカメラを置いて、タイマーをかけて、雨の峠越えをイメージ
おやおやこちらはクレーンを使っての除草。
声をかけたら自転車は通してもらえました。
12:30に天生峠。
フロントバッグからコッフェルとバーナーを取り出し、コーヒーを一服
わざわざこんなところで飲まなくても良いんですが、
何もないところでわざわざ飲むことがイイんですよ
下り始めると白山が見えてきます。
さすがに晩夏では白山に雪は見えません。
ガガーって下ってきたら突然集落が出てきました。
しかも茅葺き。
もう白川郷です。
国道41号分岐から重い荷物のランドナーでゆっくり4時間。
ロードなら1時間ちょっとで走破できそうです。
この当時1992年には高速道路なんか開通してません。
白川郷は有名な観光地でしたけど、とっても不便なところ。
安楽な気持ちで寄ってく観光客がいないので、
まだまだ風情がありました。
翌日は、ダイナミックな御母衣(みぼろ)ダム、ダム水没の移動で有名な荘川(しょうかわ)ざくら、それから日本海と太平洋の分水嶺などを訪問。
気が向いたら記事と写真もアップします。