GURIさんが、荒川ゆったりポタリングを企画していました。
私の頭のなかでは、GURIさん=超ロングなひと。
頭のなかで山中湖自走とか、柳沢峠自走とかが回転始めました。
「そうだ、ちょっと柳沢峠でも行って、帰りに榎本牧場あたりでポタリングチームに合流しようかな」
とかなんとか考えまして、朝4時に起床したのでした。
朝4時42分の岩淵水門。
ちょっと小雨で、路面が濡れています。
荒川CRは走れなさそうなので、ルートを考えました。
環八 → 富士街道 → 新青梅街道 → 青梅街道 → 大菩薩ライン
中間地点は青梅市です。自転車で青梅に行くのは初めて。
富士街道まではよく走るのですが、新青梅街道は初めて。
正直言って後悔しました。
片側2車線なのですが、左車線は側溝まで使用していて、自転車走れない。
信号ごとに車の集団をやり過ごして、途中でいやになって、青梅旧街道へ回避。
ああ雲がしだいに晴れてきました。
青梅市を通過したとたんに車が減りました。
あとは淡々と登る長い峠道。こういう峠道、私は好きです。
青梅から柳沢峠まで50キロ。ずっと登り。
8時10分。奥多摩駅はにぎわってました。
雲取山に登る登山客のようです。
奥多摩駅をちょっと過ぎたところにあるコンビニが、ほんとに終点です。
国道411号は途中で東京都から山梨県に入りますが、
東京都最西端どころか、柳沢峠まで店舗らしい店舗はありません。
ただ、丹波山村までは食堂がたくさんあるのと
その先も5キロごとに集落があり、自販機で飲料は買えますので、
私は補給食を少なめに、飲料もボトル1本だけで十分でした。
8時45分、小河内ダム。
湖沿いはきれいですね。
奥多摩駅の手前から丹波山村役場の手前まで、トンネルが20箇所くらい。
結構暗いのも多いので、ヘッドライト、テールライトは点灯したままにしました。
山梨県に入ると「大菩薩ライン」に名称が変わります。
(江戸時代の大菩薩峠の道は、この道ではなく、ひとつ南側の谷なんですけどね)
9時30分。
ひとけのほとんどない山の中に突如現れる都会が丹波山村です。
道の駅はまだ閉まっていますが、トイレと自販機は使えます。
奥多摩駅と柳沢峠との間では、ここで1回休憩すれば十分です。
(帰路は下りなので青梅まで50キロノンストップでした)
風情のある街道の町並みがいいですね。
ここから先はほとんど集落がありません。
今日はなぜか車が少なくて、寂しい思いをしました。
遭難したらどうしようってくらい、暗く、寂しい道が続きます。
ただ途中にいくつかある工事現場や釣堀は、人がたくさんいましたから
ほんとに遭難することはないと思います。
11時7分。東京水道水源林の碑。ここが峠です。
残念、11時までには着きたかったのですが、、、
岩淵から6時間25分でした。片道115キロ。
きなこ蜜ソフトクリームとか言ってました。370円。
後は岩淵まで下るだけです!!
途中の下り道は向かい風で50キロくらいまでしか出せませんでした。
ウインドベストじゃ寒かったと思いました。
標高1500近いですからね。
私は荒川ばかり走っていて多摩川になじみがないですが、
源流の道は結構よかったです。
往復230キロ、坂もゆるく長く、旅情もたっぷりでした。
ただ、青梅から岩淵までは信号が多く、渋滞が激しく、つらかった。
これならば、帰路は入間川CR経由にして、
GURIさんポタにほんとに合流すればよかったと思いました。
16時23分。岩淵に戻りました。帰りは5時間かかりませんでした。
230キロ走って、明るいうちに帰宅できました。