トイレでは誰かに覗かれていると思うべし(不動峠)
トイレで後ろから声をかけられるときは、たいてい驚くような話だ。
あっと驚いて飛び散るかもしれないのに、敢えて声をかけるくらいなのだから、よほどのっぴきならない話に違いない。
昨日のリベンジである。筑波山自走&不動峠アタック。自走なんて、ストイックなところが自分に似つかわしい。人知れずトレーニングを積み重ねるところがにくい。
今朝は3度。hajimeさんが着用していた使い捨て足指カイロを装着。
水元公園・江戸川・利根運河・守谷・小貝川。福岡堰を右岸から左岸に渡り、宗教団体の奇妙な建物が見えてくると小貝川運動公園。ここから土手を下り、県道133号線に入る。
この道は農村を結ぶ古街道で、庄屋や造り酒屋もあり、ひなびた風景が美しい。
集落を抜けると、筑波山が目の前に。登り甲斐がある。
平沢官衙遺跡のトイレで用を足していると、後ろを通った殿方が「あらごんさんですか?」と声をかける。おや? まかだまさんだった。車で来たという。あやうく飛び散りそうになった。こっそりトレーニングがバレテしまった。
とんでもないところで声をかけられるのは慣れている。オーチャードホールで「グレの歌」を聴いたとき。幕間にラウンジなんて洒落たところは苦手なので自席で缶コーヒーを開けた。すると後ろから「あらごんさん、ご飲食はラウンジでお願いします」 知人女性が案内嬢を務めていた。何もこんなところを見つけなくても。
今日見つかったのはトイレだった。今朝まかだまさんのブログを見た。昨日、成田に行ってそのまま不動峠に行くと書いてあった、なぜ?
まあいい、このノリの良さがストイックな峠攻めに効きそうじゃないか。 嬉しいことにきゃのさんも参戦している。峠の練習には女性がよく似合う。
不動峠。速い人は10分強で登るという。自走じゃ登る前からヘトヘトだ。ストイックすぎる。ということで16分だった。冬だし、内緒にしておこう。
どうせなら、ということで尾根沿いのスカイラインを走る。きゃのさんの提案だ。酔狂すぎる。これも修行だ。
筑波山頂が見える。息が白くなる。途中で積雪だ。
きゃの隊長の判断で勇気ある撤退を決意。不動峠に戻り、下山することにする。
まかだまさんは、車で帰宅する、という。自分はハードボイルド路線だから、当然自走だ。
帰路、吉沼集落の行き付けの中華屋が休み。これまた行き付けの和菓子屋では名物「小麦饅頭」が5つだけ残っていたので、これを頂く。
きゃのさんから頂いたアップルパイを小貝川畔で食した。
帰宅は6時前。途中ですっかり暗くなり、門限に間に合わなかった。奥さんごめんなさい。
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文才ないなぁ。まかだまさん、きゃのさん、今日はお疲れ様でした。